海外市況
ダウ続落(25409)「新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が停滞するとの懸念が一段と強まった。ただ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が午後に発表した声明を受け早期の利下げの思惑が高まると、相場は下げ幅を縮めた。ニュージーランド政府は28日、国内での初の新型コロナの感染者の確認を発表。アフリカ大陸のナイジェリアなどでも初の感染が報じられた。世界保健機関(WHO)は28日、新型コロナに関して世界全体の危険度を4段階で最高の「非常に高い」に引き上げた。新型コロナがヒトやモノの移動を制限する状態が長引き、世界経済の停滞を招くとの懸念が一段と強まった。ダウ平均は朝方に1085ドル安まで下げた。パウエルFRB議長は午後に公表した声明で、新型コロナによる経済活動へのリスクに言及し、「経済を支えるために適切に行動する」と述べた。市場では早期の利下げの可能性を示唆したと受け止められた」。原油は大幅続落(44.76)パウエル声明で下げ渋ったのもダウ同様。金も大幅安(1566.7)。債券は続伸(利回り低下10年債1.15%)「新型コロナウイルスの感染拡大で世界景気の不透明感が強まり、米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げするとみた買いが集まった。金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りは前日比0.15%低い0.91%で終えた。一時は0.85%まで低下し、2016年11月以来、3年3カ月ぶりの水準を付けた。30年物国債利回りは一時1.63%と過去最低を更新した。パウエルFRB議長は28日午後に声明を発表し、「米経済拡大を支えるために適切に行動する」と指摘した。新型コロナの感染拡大で米景気見通しが大幅に下振れすれば、「FRBは早期に利下げに動く用意があると市場にメッセージを送った」。債券相場は上値が重くなる場面があった。米株式相場が取引終了前に下げ渋り、リスク回避目的の債券買いはやや弱まった。もっとも、「10年債利回りは目先1.00%程度に低下する可能性がある」と一段の金利低下を見込む声が聞かれた」。日経先物夜間引けは20550.市況関連ニュース(02/29_朝) | ||||||||
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