市況
■株続落(21710)。「4~6月期決算の発表の中で、21年3月期通期の業績が大幅悪化との見通しが相次ぎ、株価を押し下げ。都内の新型コロナの新規感染者が31日、過去最多の463人。円高基調も投資マインドを低下。6日続落は2019年4月26日~5月14日(7日続落)以来、1年3カ月ぶりの長期間の続落。アドテスト株の下落が大きく響いた。30日、2021年3月期の連結純利益が33%減になると発表。前日比約15%の大幅下落。取引時間前に1兆円規模の自社株買いを発表したソフトバンクGも、朝高後は下落に。新型コロナの感染拡大への懸念も株価を押し下げ。連日で過去最多を更新する新規感染者の動向が、取引開始時点から重荷。「都内の感染者が400人を超える」の報道に、午後の取引開始から下げ幅を広げた。円高も市場のムードを重くした。104円台前半まで円高・ドル安が進み、輸出企業の業績悪化懸念。週末・月末の持ち高調整も加わり、安値引け。東証1部の売買代金は概算で2兆7815億円で6月19日以来、売買高は16億7899万株と6月12日以来の高水準。東証1部の値下がり銘柄数は2032と、全体の9割強を占めた。値上がりは134、変わらずは7銘柄」■債券堅調(利回り低下0.01%)。「4~6月期の米国やドイツのGDP速報値が最大の減少、新型コロナの感染再拡大で、景気の先行きへの警戒感。10年物国債利回りは一時前日比0.010%低い0.005%と、6月26日以来およそ1カ月ぶりの低水準。小池百合子知事は31日午後、新型コロナの感染者が新たに463人確認されたと発表。2日連続で過去最多を更新、リスク回避姿勢が強まる中で債券には買い。日銀は31日、2本の国債買い入れオペ(公開市場操作)を実施した。このうち残存期間「5年超10年以下」の固定利付債を対象にしたオペでは、応札額を落札額で割った応札倍率が2.05倍と、前回オペ(22日、2.08倍)から小幅に低下。堅調な需給が確認できたことも債券の買い安心感に」。
(為替)円高.円のレンジは104.20-70.17時現在104.44近辺。 ユーロは124.05/1.1876近辺
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