海外市況
「前週末に米中が貿易協議の「第1段階」で合意し、双方による新たな制裁関税の発動が見送られた。合意が世界経済にとっても追い風になるとみて、幅広い銘柄に買いが優勢となった。16日発表の中国の11月の工業生産高や小売売上高が市場予想以上に改善したのも買い安心感につながった。中国の生産・販売比率が高いアップルやスポーツ用品のナイキが上場来高値を更新した。中国売上高が大きい化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)も上昇した。」「米債券市場では相対的に安全資産とされる米長期債が売られ、長期金利が上昇した。貸出利ざやの改善期待からゴールドマン・サックスなど金融株が買われた。一方、航空機のボーイングは4%強下げ、ダウ平均の重荷となった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが2度の墜落事故を起こした小型機「737MAX」の生産停止や減産の可能性を報じた。」ダウ続伸(28235)、「世界景気の減速懸念が後退し、エネルギー需要の増加につながるとみた買いが入った。米株式相場が過去最高値を更新し、同じリスク資産である原油先物に買いが及んだ面もあった。上値は重かった。米エネルギー情報局(EIA)が16日、米国の優良シェール鉱区の1月の原油生産量が12月を上回る見通しだと発表した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国は来年3月までの減産拡大を決めたが、需給改善には不十分との見方が出ている。上値では需給の不透明感を警戒した売りが出た。」原油続伸(60.21)金小反落(1480.5)。債券は反落(利回りは上昇1.87%の引け)「この日の10年債の最低利回りは1.84%、最高利回りは1.89%」日経先物夜間引けは24070.市況関連ニュース(12/17_朝) | ||||||||
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