海外市況
■ダウは続落(25383)。「米中対立への懸念から売りが膨らみ、朝方は300ドル超下げた。午後は香港問題での対中制裁措置が案外緩いとの見方からダウ平均は下げ幅を縮小。朝方は新型コロナ対応についても米政権は中国を非難、米中摩擦激化の世界経済への悪影響が懸念。29日パウエルFRB議長が新型コロナの感染第2波が米の景気回復を遅らせることへの警戒感を示したことも売り材料に。午後には、ダウ平均は上昇に転じた。大統領は一国二制度下の香港への優遇措置を見直す手続きに入ると発表。貿易合意の撤回や追加関税には言及なし。「第1段階の合意」の破棄の可能性も予想していた市場の警戒ほどではなかったため買戻し」。
■原油は続伸(35.49)。「米国のリグ稼働数が減り、減産基調を見込む買い。需要の持ち直しで、需給回復への期待。ヒューズ社発表のリグ稼働数は11週連続で減少、シェール革命初期(2009年6月)以来の低水準。減産ペースが加速するとの観測。EIA週間統計で、ガソリン消費が大幅に増えていたことが改めて買い材料。もっとも、朝方は売り優勢。香港を巡る米中対立が世界景気を冷やし、需要が伸び悩むと警戒。時間外には、案外緩い対中制裁発表内容に、様子見ムード、とりあえずの利食い(利益確定)の売りも」、●金は続伸(1751.7)
■米国債は反発(利回り低下0.65%)。「月末特有の買い(保有期間を延長する目的での長期債購入)が機関投資家から入った。5月は米財務省による新型コロナ対策の資金調達のために四半期の入札額が増えた。20年物国債の入札もあり、需給悪化の懸念が根強くこれまで買いが入りにくかった。米中対立懸念は債券買い材料で、この材料で朝方は買われたものの、午後案外緩い対中制裁内容に上値は重くなった。2年物国債相場は続伸で利回り低下0.16%」。
■日経平均先物夜間引けは、22000.
■(為替)朝方香港問題での米中対立激化予想に円が買われたものの、案外緩い制裁内容発表で午後は売り。EUの復興案を好感しユーロは買われ対ドルで一時1.1145(対円119.90)のユーロ高値を付けたが週末を控えたポジション調整に1,1105(対円119.75)近辺の引け
市況関連ニュース(05/30_朝) | ||||||||
NYダウ | ||||||||
NY商品 | ||||||||
米国債 | ||||||||
NY為替 | ||||||||
欧州市場 | ||||||||
NY市場 | ||||||||
注目記事 | ||||||||
週刊株式 | ||||||||
NHK国際 | ||||||||
日本株 | ||||||||
(夜間) | ||||||||
市場記事 | ||||||||
その他 | ||||||||