丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(10/29-11/02)  10/27記入

2018-10-27 15:27:48 | 2017年3月~2021年7月
  2018/10/29 から   2018/11/2         記入日 2018/10/27
1.来週の見通し
  ドル/円   110.00 113.50  
    2段下げを演じた株式相場がまったく他人事の為替相場で、来週も微動とみるがどうだろうか。やはり週末の米雇用統計に注目だろう。 株安の中、米国債に資金がかなり流れているとおもわれるが、週末に低下したとはいえそれでも長期金利は3.07%の水準で、この米金利の動向に基本的に左右されることとなると思う。中間選挙を前に不安な心理状態の中、雇用統計の数字によっては、無風の為替にも動きがでる可能性もあろう。
   
   
   
   
   
   
   
   
  ユーロ/円   125.50 129.50  
    EU初めての予算案否認と、イタリア予算に早々NOを突き付けたEU委員会であるが、来年5月の欧州議会選挙に向けた思惑もあり、どこまでイタリアが軟化するのかまずは予算修正に応じるかが来週以降当面の焦点となりそうだ。また英国の離脱問題は、アイルランド国境問題でEU側が譲歩する兆しがあるとの報道もあるが、まだ、楽観はできないのではないか。ヘッセン州議会選挙は、与党連敗とみる予想が大勢と思われるが、選挙結果をうけてのCDU内のメルケル離反の動きによっては、ユーロの一段売りにつながる可能性も否定できない。一時のヨーロッパの好景気も中国の一帯一路からみの爆買いに負うところが大きく、米中摩擦は欧州景気にも無縁ではない。
   
   
   
   
   
   
   
  当資料は情報提供のみを目的として作成したものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると判断した情報に基づいて作成されていますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。ここに記載された内容は事前連絡なしに変更されることもあります。投資に関する最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます。また、引用等別段の記載ないかぎり、当資料の著作権は著者「丙丁童子」に属しその目的を問わず無断で引用または複製することを禁じます。
 
 
 
2.先週の動き
  先週は株が2段下げ、日経は21000近辺まで下落、NYダウも24500近辺まで下落し越週となった。中国株は先週末比むしろ上昇しての越週である。 翻って、為替は相変わらず動きに乏しく、特に対ドルでは112円台の小動きであったが 週末ドル長期金利の低下を見て、111円台の円高を見て越週となった。EU委員会にボールが移ったイタリア予算であり、EU委の認否期限の10/29まで暫くは忘れ去られる展開かと思っていたが、10/24にEU委員会が早々と史上初の修正要求、ユーロが売られ週末は対円でも127円台となる展開となった。次の焦点は、イタリアが予算案を再提出するかと変わってきた。米国内ではトランプ支持者と見られる男性がオバマ氏などに郵便でを爆発物を送付する事件が発生、ホンジュラスを出発した中米の「移民キャラバン」が米国を目指し北上中という状況で、11/6の中間選挙まで1週間あまりとなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

レポート格納フォルダへのリンク  丙丁童子の為替レポート(週報)

格納レポート
    181027__00来週の予想
    181027__01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です)
    181027__02先週の動き
ケイ線画像の関係か、「相場を考える」がビューではうまく表示されないことがあります。 ダウンロードしてご覧ください。
    20181022_26_経済指標実績
    20181020_26_一週間分日経メール
    20181029_02_経済指標来週の予定
    20181029_02_外交安保-時事国際_来週の予定
    みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」       181022~181026  (本邦祝日は休刊)
    三菱UFJ銀行 Daily Market Report   181022~181026


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。