【第37話】
はると貴彦は顔をあわせば、しのぶと大光寺のことを相談しあう。
しかし答えなど出るはずがなく、ただため息をつくだけだった。
しまいに、貴彦は仕事でもミスを繰り返し、旅館の従業員たちは、
「昔のダメな支配人に戻った」と陰で言い合う。
思い余った貴彦は大光寺を訪ね、自分の気持ちをぶつける。
大光寺は、しのぶを悲しませたくないからこのまま何も言わないでほしい、と言い聞かせる。
「これからは君がお母さんを守って欲しい」そんな大光寺の言葉を胸に刻む貴彦だった。
しのぶははると貴彦の様子がおかしいのは自分のせいだと思い、二人を極楽屋に呼び出す。
貴彦のことが好きな百合は葵と共に、彼らの後をつけ、様子をうかがう。
そこに大光寺も現れる。しのぶは大光寺の口から自分たちの間には
何もないことをはっきり言ってもらうよう頼む。大光寺はしのぶの望むように答え、
あと二日でこの町を去ることを告げて帰っていく。
はると貴彦はお互いを深く思いやるしのぶと大光寺の愛の前に
自分たちが無力なことを思い知る。
そんな二人が大光寺を見送って、店に戻ると、しのぶが笑顔で迎える。
しかしその目には一筋の涙が…。
はるはもう我慢出来なっかった。「女将さん! 違うんです! 本当は…」
気がつくと、そんな言葉を口にしていた。
【第38話】
大光寺と会った後しのぶが泣いているのを見たはるは、これ以上隠しきれなくて、
しのぶに大光寺の病気のことを激白。盗み聞きしていた百合と葵もその事実にただただ驚く。
しのぶは衝撃を受けるが、大光寺の願いどおりこのまま何もしらないふりをすることに。
そんなしのぶのことを気遣い、はるや貴彦は彼女を極楽屋に一人残す。
強がっていても誰もいなくなるとこらえていた涙があふれるしのぶだった。
旅館にはるたちが戻ると、典子たちにも事情が知れていて、皆でしのぶのことを思いやる。
何とかしたいという気持ちは一致するが、どうしていいか、分からなくて…。
翌日、しのぶが無理をして大光寺のことを吹っ切ろうとしているのを察したはるは、
しのぶを強引に大光寺のところへ引っ張っていく。
しのぶと大光寺は互いの気持ちを伝えあうが、そのまま自制してさりげなく別れる。
はるは二人のために、思い出作りを提案する。旅館の仲間たちにも協力してもらい、
翌日、しのぶと大光寺が一緒に過ごせるようお膳立てをする。
しのぶのことに懸命なはると貴彦は気付かないうちにまた距離が近づく。
【第39話】
翌日、はるたちの応援で、しのぶは大光寺と思い出作りのデートに出かける。
その日は幸い予約客も少なく、しのぶがいなくても旅館のほうは大丈夫なはずだった。
が、夏目が妻・美雪に浮気を疑われたことから無実を証明しようと早退し、
典子も義理の息子が問題を起こし、中抜けしなければいけなくなる。
さらに、千草が風邪気味でダウンし、葵も腰を痛め、仕事が出来る状態ではなくなってしまう。
残されたはる、百合、渚でなんとかこなそうと話していると、明日来るはずの団体客が、
今日予約したつもりでやってきてしまう。
どう考えても今の従業員の数では対応出来ないと、一度は断ろうとするが、
しのぶならきっと受け入れると思い、結局引き受ける。
責任を感じた美雪が飛び入りで手伝うが、馴れない仕事に逆に問題ばかりを。
苛立つ客にはるたちも対応しきれなくなる。
ついに美雪がしのぶに電話をかけ「助けてほしい」と泣きついてしまい…。
【第40話】
人手の足りない湯之国屋はパニック寸前。貴彦が部屋割りをし直すが、
どこをどうすればいいのか、自分でも分からな状態。
板場も夏目の不在に治と敦でも思うようにならず、誰もがお手上げ状態に。
その頃、美雪から電話をもらったしのぶは、それでも大光寺と一日を過ごすことを望んでいた。
「みんながあなたを待っているのだから、行ってあげて欲しい。私は決して死んだりしない」。
力強く言う大光寺の言葉にしのぶはうなずくしかなかった。
しのぶが突然湯之国屋に戻ってきたことに、一同は驚く。
しのぶは部屋割りをてきぱきと指示し、自ら率先して客を迎える準備にあたる。
そこへ、典子が、続いて夏目が帰ってくる。
はるはしのぶに大光寺のところへ帰るよう説得。しかし、しのぶは、
自分と大光寺との今日一日が特別なように、旅館に泊まりに来たお客様にとっても、
今日という日は特別だと言い、仕事に集中する。
しのぶが気丈に仕事をこなすのを見て、はると貴彦は胸が潰れそうなくらい、切なくなる。
夜になり、従業員たちもしのぶを思い、それぞれに深い悲しみに包まれる。
貴彦はそんな彼らの気持ちに、感謝の気持ちを口にする。
しのぶの部屋を訪ねたはるは、自分たちの不手際を詫びるが、
逆に感謝に言葉を掛けられ、何も言えなくなる。
しかし、はるが部屋を出ていった後、しのぶは大粒の涙をこぼす。
大光寺は極楽屋で遥子と静かに登別の最後の夜を過ごしていた。
そこに現れたはるは大光寺に再会を約束させる。
こらえても涙の止まらないはるは大光寺の笑顔を胸に焼き付けるのだった。
翌日、湯之国屋では湯祭りが行われる。
いくつもの出来事を通し成長した貴彦は立派にその場を仕切る。
しのぶはおだやかな笑みでその姿を見守る。
大光寺はしのぶに別れを告げず旅立つが、はるが一人、それを見送る。
「…大光寺先生…ありがとう…」
また一つ、忘れることの出来ない出会いと別れを経験したはるだった。
【第41話】
登別に本格的な冬が近づきつつあった。
貴彦は支配人ぶりがすっかり板につき、しのぶも満足そうだ。
そんなある日、漁に出かけていた周作が帰ってくる。
極楽屋を訪ねた周作は、庄一郎にはるのことを聞くが、
貴彦と付き合っているようだと言われ、ショック。
そこに当のはるが現れ、周作との再会を喜ぶが、
貴彦とのことが気になって、まともに相手に出来ず、その場を去ってしまう周作。
周作が貴彦とはるのことを祝おうと鯛を持って湯之国屋にやって来る。
一緒に命の恩人だと言う先輩漁師・菊川とその妻・芳子を湯之国屋に招待したいと言って、
部屋の予約もしていく。はるは周作に話し掛けるが避けられてしまい、
我慢出来ずに何を思っているのかと詰め寄る。彼女との会話から、
はるが貴彦と付き合っていないことが分かると、いつの明るく元気な周作に戻るのだった。
あらためて、極楽屋で貴彦と周作が飲んでいると、貴彦は支配人としての自覚に目覚め、
旅館の仕事にかける想いを語る。周作は親友が過去に別れを告げ、
前に歩き出したことがうれしくてたまらない。しかし一方で、
はるのおかげて立ち直れたという貴彦の言葉に、
自分たちが同じ女性に惹かれていることにも気づくのだった。
湯之国屋にやって来た菊川は見るからに海の男といった荒っぽい感じの男だった。
彼は乱暴な行動を取り、妻の芳子が仕事で遅れると電話をしてくると、さらに暴れる。
はるは仕事と我慢し、菊川のそんな態度に堪えるが、周平には怒りをぶつける。
しかし周平は、2年前、海で溺れた自分を助けてくれた菊川をもう少し信じたいと語る。
そこに現れた妻の芳子は、夫とは全く不釣合いな都会的な美人で何と弁護士をしていると言う。
あまりに不釣合いな夫婦にはるは驚くが、菊川は妻に暴力を振るいかねない勢い。
戸惑いながらも芳子をかばうはるだった。
【第42話】
旅館に遅れてきた妻、芳子に菊川は乱暴な言葉を投げ、さっさと帰れと冷たい態度を取る。
周平も必死に取り繕うとするが、それすら拒む。
その場はしのぶが何とか収めるが、はるの怒りはおさまらない。
従業員たちも、取り合わせが不思議なこの夫婦のことを疑問に思い、
はるは一層、芳子のことが心配になる。
皆は菊川が芳子にドメスティックバイオレンスを振るっているのではないかと心配するが、
芳子はこのままでいいと言う。自分が5年前に司法試験に合格し、
弁護士になれたのは菊川のおかげで、心から感謝していると。
はると周平はそんな芳子の気持ちを菊川に伝える。しかし菊川は全く意に介さず、
自分は別れたいのに芳子が出て行かないのだと言い放つ。
いつものように、おせっかいの虫はうずいたはるは、
菊川と芳子を別れさせようと一芝居打つことに。
菊川に芳子が出ていったと嘘を付き、もう一度、菊川の本音を確かめるためようとする。
ところが菊川はおだやかな顔になり、これでいいんだと言う。
自分のような無学な男と別れ、一人で生きていくほうが芳子のためになると淋しいそうに語る。
しのぶと一緒に夫の本心を聞いた芳子は驚く。
しかしはるは、そんな菊川の思いを間違っていると。幸せになってもらいたいのなら、
自分が幸せにしてあげればいいだけのことだと言う。
はるの言葉が胸に響く菊川。芳子もそこに現れ、
これからも夫婦二人で支えあっていきたいと語る。
問題は一段落するが、男は鈍感だから人の気持ちが分からないのだと言うはるの言葉に
貴彦も周作も納得のいかない顔をするのだった。
はると貴彦は顔をあわせば、しのぶと大光寺のことを相談しあう。
しかし答えなど出るはずがなく、ただため息をつくだけだった。
しまいに、貴彦は仕事でもミスを繰り返し、旅館の従業員たちは、
「昔のダメな支配人に戻った」と陰で言い合う。
思い余った貴彦は大光寺を訪ね、自分の気持ちをぶつける。
大光寺は、しのぶを悲しませたくないからこのまま何も言わないでほしい、と言い聞かせる。
「これからは君がお母さんを守って欲しい」そんな大光寺の言葉を胸に刻む貴彦だった。
しのぶははると貴彦の様子がおかしいのは自分のせいだと思い、二人を極楽屋に呼び出す。
貴彦のことが好きな百合は葵と共に、彼らの後をつけ、様子をうかがう。
そこに大光寺も現れる。しのぶは大光寺の口から自分たちの間には
何もないことをはっきり言ってもらうよう頼む。大光寺はしのぶの望むように答え、
あと二日でこの町を去ることを告げて帰っていく。
はると貴彦はお互いを深く思いやるしのぶと大光寺の愛の前に
自分たちが無力なことを思い知る。
そんな二人が大光寺を見送って、店に戻ると、しのぶが笑顔で迎える。
しかしその目には一筋の涙が…。
はるはもう我慢出来なっかった。「女将さん! 違うんです! 本当は…」
気がつくと、そんな言葉を口にしていた。
【第38話】
大光寺と会った後しのぶが泣いているのを見たはるは、これ以上隠しきれなくて、
しのぶに大光寺の病気のことを激白。盗み聞きしていた百合と葵もその事実にただただ驚く。
しのぶは衝撃を受けるが、大光寺の願いどおりこのまま何もしらないふりをすることに。
そんなしのぶのことを気遣い、はるや貴彦は彼女を極楽屋に一人残す。
強がっていても誰もいなくなるとこらえていた涙があふれるしのぶだった。
旅館にはるたちが戻ると、典子たちにも事情が知れていて、皆でしのぶのことを思いやる。
何とかしたいという気持ちは一致するが、どうしていいか、分からなくて…。
翌日、しのぶが無理をして大光寺のことを吹っ切ろうとしているのを察したはるは、
しのぶを強引に大光寺のところへ引っ張っていく。
しのぶと大光寺は互いの気持ちを伝えあうが、そのまま自制してさりげなく別れる。
はるは二人のために、思い出作りを提案する。旅館の仲間たちにも協力してもらい、
翌日、しのぶと大光寺が一緒に過ごせるようお膳立てをする。
しのぶのことに懸命なはると貴彦は気付かないうちにまた距離が近づく。
【第39話】
翌日、はるたちの応援で、しのぶは大光寺と思い出作りのデートに出かける。
その日は幸い予約客も少なく、しのぶがいなくても旅館のほうは大丈夫なはずだった。
が、夏目が妻・美雪に浮気を疑われたことから無実を証明しようと早退し、
典子も義理の息子が問題を起こし、中抜けしなければいけなくなる。
さらに、千草が風邪気味でダウンし、葵も腰を痛め、仕事が出来る状態ではなくなってしまう。
残されたはる、百合、渚でなんとかこなそうと話していると、明日来るはずの団体客が、
今日予約したつもりでやってきてしまう。
どう考えても今の従業員の数では対応出来ないと、一度は断ろうとするが、
しのぶならきっと受け入れると思い、結局引き受ける。
責任を感じた美雪が飛び入りで手伝うが、馴れない仕事に逆に問題ばかりを。
苛立つ客にはるたちも対応しきれなくなる。
ついに美雪がしのぶに電話をかけ「助けてほしい」と泣きついてしまい…。
【第40話】
人手の足りない湯之国屋はパニック寸前。貴彦が部屋割りをし直すが、
どこをどうすればいいのか、自分でも分からな状態。
板場も夏目の不在に治と敦でも思うようにならず、誰もがお手上げ状態に。
その頃、美雪から電話をもらったしのぶは、それでも大光寺と一日を過ごすことを望んでいた。
「みんながあなたを待っているのだから、行ってあげて欲しい。私は決して死んだりしない」。
力強く言う大光寺の言葉にしのぶはうなずくしかなかった。
しのぶが突然湯之国屋に戻ってきたことに、一同は驚く。
しのぶは部屋割りをてきぱきと指示し、自ら率先して客を迎える準備にあたる。
そこへ、典子が、続いて夏目が帰ってくる。
はるはしのぶに大光寺のところへ帰るよう説得。しかし、しのぶは、
自分と大光寺との今日一日が特別なように、旅館に泊まりに来たお客様にとっても、
今日という日は特別だと言い、仕事に集中する。
しのぶが気丈に仕事をこなすのを見て、はると貴彦は胸が潰れそうなくらい、切なくなる。
夜になり、従業員たちもしのぶを思い、それぞれに深い悲しみに包まれる。
貴彦はそんな彼らの気持ちに、感謝の気持ちを口にする。
しのぶの部屋を訪ねたはるは、自分たちの不手際を詫びるが、
逆に感謝に言葉を掛けられ、何も言えなくなる。
しかし、はるが部屋を出ていった後、しのぶは大粒の涙をこぼす。
大光寺は極楽屋で遥子と静かに登別の最後の夜を過ごしていた。
そこに現れたはるは大光寺に再会を約束させる。
こらえても涙の止まらないはるは大光寺の笑顔を胸に焼き付けるのだった。
翌日、湯之国屋では湯祭りが行われる。
いくつもの出来事を通し成長した貴彦は立派にその場を仕切る。
しのぶはおだやかな笑みでその姿を見守る。
大光寺はしのぶに別れを告げず旅立つが、はるが一人、それを見送る。
「…大光寺先生…ありがとう…」
また一つ、忘れることの出来ない出会いと別れを経験したはるだった。
【第41話】
登別に本格的な冬が近づきつつあった。
貴彦は支配人ぶりがすっかり板につき、しのぶも満足そうだ。
そんなある日、漁に出かけていた周作が帰ってくる。
極楽屋を訪ねた周作は、庄一郎にはるのことを聞くが、
貴彦と付き合っているようだと言われ、ショック。
そこに当のはるが現れ、周作との再会を喜ぶが、
貴彦とのことが気になって、まともに相手に出来ず、その場を去ってしまう周作。
周作が貴彦とはるのことを祝おうと鯛を持って湯之国屋にやって来る。
一緒に命の恩人だと言う先輩漁師・菊川とその妻・芳子を湯之国屋に招待したいと言って、
部屋の予約もしていく。はるは周作に話し掛けるが避けられてしまい、
我慢出来ずに何を思っているのかと詰め寄る。彼女との会話から、
はるが貴彦と付き合っていないことが分かると、いつの明るく元気な周作に戻るのだった。
あらためて、極楽屋で貴彦と周作が飲んでいると、貴彦は支配人としての自覚に目覚め、
旅館の仕事にかける想いを語る。周作は親友が過去に別れを告げ、
前に歩き出したことがうれしくてたまらない。しかし一方で、
はるのおかげて立ち直れたという貴彦の言葉に、
自分たちが同じ女性に惹かれていることにも気づくのだった。
湯之国屋にやって来た菊川は見るからに海の男といった荒っぽい感じの男だった。
彼は乱暴な行動を取り、妻の芳子が仕事で遅れると電話をしてくると、さらに暴れる。
はるは仕事と我慢し、菊川のそんな態度に堪えるが、周平には怒りをぶつける。
しかし周平は、2年前、海で溺れた自分を助けてくれた菊川をもう少し信じたいと語る。
そこに現れた妻の芳子は、夫とは全く不釣合いな都会的な美人で何と弁護士をしていると言う。
あまりに不釣合いな夫婦にはるは驚くが、菊川は妻に暴力を振るいかねない勢い。
戸惑いながらも芳子をかばうはるだった。
【第42話】
旅館に遅れてきた妻、芳子に菊川は乱暴な言葉を投げ、さっさと帰れと冷たい態度を取る。
周平も必死に取り繕うとするが、それすら拒む。
その場はしのぶが何とか収めるが、はるの怒りはおさまらない。
従業員たちも、取り合わせが不思議なこの夫婦のことを疑問に思い、
はるは一層、芳子のことが心配になる。
皆は菊川が芳子にドメスティックバイオレンスを振るっているのではないかと心配するが、
芳子はこのままでいいと言う。自分が5年前に司法試験に合格し、
弁護士になれたのは菊川のおかげで、心から感謝していると。
はると周平はそんな芳子の気持ちを菊川に伝える。しかし菊川は全く意に介さず、
自分は別れたいのに芳子が出て行かないのだと言い放つ。
いつものように、おせっかいの虫はうずいたはるは、
菊川と芳子を別れさせようと一芝居打つことに。
菊川に芳子が出ていったと嘘を付き、もう一度、菊川の本音を確かめるためようとする。
ところが菊川はおだやかな顔になり、これでいいんだと言う。
自分のような無学な男と別れ、一人で生きていくほうが芳子のためになると淋しいそうに語る。
しのぶと一緒に夫の本心を聞いた芳子は驚く。
しかしはるは、そんな菊川の思いを間違っていると。幸せになってもらいたいのなら、
自分が幸せにしてあげればいいだけのことだと言う。
はるの言葉が胸に響く菊川。芳子もそこに現れ、
これからも夫婦二人で支えあっていきたいと語る。
問題は一段落するが、男は鈍感だから人の気持ちが分からないのだと言うはるの言葉に
貴彦も周作も納得のいかない顔をするのだった。
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