昭和の爺の独り言

住みづらくなった世の中で、日々思うこと、感じることを書き連ねてみたい。
「もの言はずは腹ふくるる思ひ」・・・・。

高齢のタクシードライバー&ライドシェア

2023-09-18 14:44:01 | 日記
私はこれまで堀江貴文氏は嫌いであった。

モノの言いようが独善的と言うか、高慢ちきというか・・・・。

しかし、この記事に関する限り堀江氏に賛同したい。


世間では、高齢者ドライバーの交通事故が多発している。

ブレーキとアクセルの踏み間違いが大きな原因だと言われているが、これもひとえに老化が大きな要因であろう。

いくら長年タクシードライバーをしてきた方たちだって、この老化現象には抗えない。

もし万一のことがあれば、人生の終わりに大きな汚点を残すだけでなく、人様にも多大な迷惑や損害を与えてしまいかねない。

できれば元気なうちに、何かが起こる前にドライバー業を引退するべきではないかと・・・・。

生活上、そうできない方たちもおられるとは思うが・・・・・。


ただ次の点では、私は堀江氏には賛同できない。

海外からの観光客増加によるタクシー不足解消のために、国交省は「ライドシェア」なるものを推し進めようとしている。

これまた安易な発想による対症療法ではないだろうか?

国のすることは、いつもこんなその場しのぎのことばかり。

根本的な解決法など探ろうという気などさらならないのだろうな。

この手の問題は、目先の小細工で解決するものではあるまい。


一般ドライバーが、金を取って客を乗せるには、種々の問題が発生するに違いない。

事故が起きた時、だれが責任をとるのか・・・・。

また日々の車の管理や保険の問題、客とのトラブル等々・・・・不安の種は尽きない。

人の命を預かるのだから、それなりの免許や経験・実績のないものが、安易に営業運転に参画するのは如何なものか・・・・?


政治家や官僚たちは、もっと物事の本質を考えてもらいたいものだ。

小手先の策やカネをばらまいて解決する問題ではないのだ。


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