埼玉県の虐待禁止条例案の成立が見送らたようだ。
当たり前と言えば当たり前のこと。
この条例案を出した自民党の議員たちは、現実を全く理解せず手前勝手な思い込みで条例案を出したのだろう。
確かにこの最近、子供の車に置き去りする事件や事故が相次いだ。
しかし、このことと親子納得の上での留守番やお使いに行ったり、公園で遊ぶこととは、全く次元の異なった話である。
また虐待は、ある意思をもって子供に危害を加えることである。
その辺のことも理解せず、よくもまああのような条例案を出したものだ。
彼らは子供の頃、どんな生活をしていたのだろうか?
おそらく四六時中、家政婦などのお付きの人がいて、一度たりとも一人で行動したことがないと見える。
世の中に、こんなに恵まれた子供はそんなにいるものではない。
彼らのような上級国民と我々庶民を同列に考えることこそ非常識。
世間から反発を食らうのは、これまた当然のことである。
幸い、この条例案は当面引っ込めることとなったようだ。
もう二度と出してくるな‥‥と言いたい。
税金から高い報酬をもらいながら、庶民を苦しめるようなことをするなど、政治家としてあってはならないことである。