昭和の爺の独り言

住みづらくなった世の中で、日々思うこと、感じることを書き連ねてみたい。
「もの言はずは腹ふくるる思ひ」・・・・。

誰のための大臣の椅子??

2023-09-20 13:58:11 | 日記
内閣改造の話になると、いつも耳にするのが「大臣の待機組」と言う言葉。

ある程度年数をこなした議員たちは、大臣の椅子に座りたくなるのだろう。

が、大臣の椅子の数は決まっているから、あぶれるものも多い。

つぎこそは・・・・と猫がネズミを狙うがごとく、大臣の椅子を狙っているのだ。

それも「派閥」という看板を笠に着て・・・・。

しかし、年数を漕げば大臣にふさわしい人間になるのか?

否である。

こういう連中は、国民のことより己の栄誉にのみ執着する『政治屋』であろう。

もとより『大臣』とは、政治家時代の思い出作りのためにあるのではない。

俗に言う『名誉職』ではないのだ。

国民のために身を粉にして、汗にまみれて働くための者のみが就くことができる椅子。

こんな基本的なことが分かっていない、もしくは勘違いしている輩が大臣になっても仕事などするものか。

失言をしたり暴言・妄言を吐いたり、不祥事を起こして批判を浴びるのが関の山。


大臣になりたい人は多けれど、なって欲しい人は・・・・・・・。

今は、人材不足の時代。

我が事のみに執着し、次世代の人材育成を怠ってきたツケは大きいのだ。