日本の自動車生産拠点「米移転が最善」米商務長官 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2018… 米国側からどんどん具体的な要望が出てくる。交渉中は日本の自動車に高関税をかけない、というのが合意されているというが、もちろんそれでは対日赤字は減らない。それで「米国でつくれ」という案。
— 内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko2018/10/6 21:31:08
現実的にはこんなこと日本車メーカーが受け入れられるはずはないが、しかし関税をかけないのであれば、別のメニューで様々な要求を米国はし続ける。NAFTAで決めた、米国へ関税ゼロで輸出できる車の台数に上限を設けるというのも、当然日本に求めてくる。
— 内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko 9:34pm · 6 Oct 2018
しかし、いくら数量規制や為替条項を相手に押し付けても、それだけで米国の貿易赤字は解消されない。一国の国際収支はその国の貯蓄と投資の差額に等しく、米国の貿易赤字の要因は消費が旺盛で貯蓄が少ないという国内事情のためだからだ。ここが構造として変わらなければ恒常的な貿易黒字にはならない。
— 内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko2018/10/6 21:42:17
米国の方向性としては、一度「脱工業化」した先進国が、無理矢理に「再工業化」している、と見ることができる。もちろんトランプ大統領がそこまで大きな政策ビジョンを持っているかは怪しいし、教育や補助金など相当に投入しなければ「再工場化」など無理なことは明らか。
— 内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko2018/10/6 22:00:48
こうした現在の米国の急激で勝手なやり方はもちろん賛同しないが、一つだけ日本での課題として参照すべきなのは、「脱工業化した国における製造業はどうあるべきか?そこでの人々の雇用はどう確保されるべきか?」という点だと思う。
— 内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko2018/10/6 22:06:54