この間の大阪市内各区の広報誌には「いわゆる都構想」についての記事が毎月出ています。その内容は、どこかの地方政党の主張をそのまま載せています。「これ政党の機関紙ちゃうん?」と思わず突っ込んでしまいました。いわゆる「都構想」について現在まだその制度設計を「大都市制度(特別区設置)協議会」でまだ作成中です。公表するならば、同協議会で議論されているさまざまな反対意見や指摘された問題点も公平に記事にしてほしいものです。まだ未確定のものをあたかも決定したかのように広報誌で公表することは、大阪市民を間違った方向に誘導しかねません。
民主主義が健全に機能するためには情報が検閲されることなくすべて公表されることが必要です。「都構想」のメリット・デメリットを同じメディアで公平にお知らせすることで市民の正しい選択が可能となります。
民主主義が健全に機能するためには情報が検閲されることなくすべて公表されることが必要です。「都構想」のメリット・デメリットを同じメディアで公平にお知らせすることで市民の正しい選択が可能となります。