松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

政教分離とはなにか

2018年01月12日 | 市民の方々との対話
 また政治ネタにお付き合いをお願いしたいと思います。日本国憲法の第20条及び89条に国と宗教団体との関係について規定されていますが、「日本政府の見解 によれば「宗教団体が政治的活動をすることに問題はないが、国民の間には忌避感がある」(ウイキペディアより)ということで、な~んだ憲法上は認められているんだという感じです。じゃあ政教分離とは一体何なんでしょうか?私の解釈ですが、戦前日本国政府は国家神道と一体となって、他の宗教の教祖や幹部らを「不敬罪」などと称して逮捕、拘留して拷問を加えるなど極端に弾圧していたことがあったので、戦後その反省から信教の自由とセットで国家に対して宗教団体への関与を禁じたのだと考えます。つまり国民は宗教団体の政治参加について誤解をしているということになりますが、これはすでにある宗教団体を基盤にした政党の歴史の中で国民の批判を浴びることがあったからかもしれません。ならば国民の信頼を回復するためにも宗教政党自らがその正当性と参加する意義を誠実に訴えていく必要があるでしょう。だって神様にだって政治参加の自由が認めらるはずですし、政(まつりごと)の語源は祭りごとであることから考えても、本来は宗教団体こそ政治に参加して国民が幸福になるよう政策を実行することが望ましいと思います。

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