松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

泥沼化していく「都構想」の議論は棚上げにしましょう

2019年04月10日 | 市民の方々との対話
大阪市議選中央区選挙区5人の候補のうち第5位2559票の獲得でした。たくさんの方々にご支援いただき本当に感謝しております。某地方政党の素晴らしい活躍には感服いたしました。自画自賛ですが、活動量や政策のすばらしさに関してはどの候補者より優れていたと自負していますし、現職を含めても最も市会議員にふさわしい候補は私だと自信を持っています。しかし結果を謙虚に受け止め、当選された3人の候補者の方には心からの祝福とエールを送ります。

◇泥沼の議論を棚上げにしましょう。
私は選挙戦を戦う中で、いわゆる「都構想」については賛成とも反対とも表立って表明していませんでした。私の立場は、「大阪いしんの会」の行政の効率化を進める政策は支持しておりますし、改革の精神は評価しています。しかし「都構想」の実施すべき理由として挙げられていた二重行政や府と市の不調和も、府市統合本部の中の議論により解消済であり、「都構想」を実施する根拠はなくなっています。このような状況の中で、賛成派、反対派に分かれて大阪市民を分断させる議論をずるずると続けることに私は非常に疑問に思っています。ですから自らの政策の中に私は敢えてこの問題には立ち入りませんでした。選挙結果は府知事、市長とも「都構想」推進派が勝利しましたが、市議選の結果過半数の議席を取ることはできませんでした。つまりこの議論はまたまた泥沼にはまり込んでいく気配です。もうそろそろ冷静になって今後の大阪の未来を考えましょう。目の前にはオリンピックパラリンピックが控え大阪万博の準備も官民挙げて取り組まなければなりません。そんな中で市民を分断する泥沼の議論を続けていては、万博の成功もおぼつかなくなるでしょう。私は「都構想」が本当に必要であるならば時間をかけて市民に説明する必要がありますし、当面は市民を一つにまとめるために「都構想」の議論を棚上げして万博の成功に官民と市民が一体となって取り組むべきだと思います。

◇今後の闘う方針
大阪市会議員であるかどうかは単に大阪市議会に議席を有しているかどうかということだけではなく、その行動が市議にふさわしいものであるかということであると思います。私は議席をとることはできませんでしたが、エアー市議として活動をすることを考えています。市民の声を一人一人丁寧に聞き取って大阪市政に反映させること。そして市民の一人一人のお困りごとにその解決のため一緒に取り組むことなど本来の市議の仕事に取り組んでまいりたいと思っています。私の主催する政治団体「松阪いさおと中央区を元気にする会」の代表としての肩書で大阪市議にふさわしい取り組みをしてまいります。私が選挙戦を通じて訴えてきた「あたらしい福祉のかたち」についてもその実現に向けて関係機関に働きかけることや民泊問題、生活保護の問題なども取り組んでまいります。2559票をいただいた区民の方々のご支援を無駄にしないためにも精一杯取り組んでまいります。その成果を4年後の市議選で区民の方々にもう一度評価いただく。そういった思いで頑張ってまいります。引き続きご指導いただければ幸いです。

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