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[足さばき]剣道用語シリーズその4

2008年06月05日 | 武道に関する用語
[足さばき]

足さばきとは、身体の移動や打つ時の足の運び方であって、歩み足、送り足、開き足、つぎ足などがある。
歩み足は前後に大幅に速く移動する場合、送り足はいろいろの方向に小幅に速く移動する場合に用い、開き足は、身体をかわしながら相手を打突したり、防いだりする場合、つぎ足は遠い間合いから打突する場合に用いる。

1.歩み足
平常の歩行と同じ方法で進んだり退いたりする。

 (イ)足をあまり上げないように、すり足で行う。
 (ロ)腰を中心に重心を出来るだけ水平に移動させる。
 (ハ)上体や竹刀を動揺させたり、構えを崩したりしないように移動する。

2.送り足
移動する方向に近いほうの足から踏み出し、他の足を直ちに送り込むように引き付ける。

 (イ)送り込むほうの足が遅かったり、残ったりしないように
    早く正しい足の位置がとれるようにする。
 (ロ)後退の際、後足の踵が床に着かないようにする。
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