癒(IYASHI)

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◇中国の衛星、1月から3月までに東京にも落下の可能性!!⇔可能性?

2018年03月04日 18時13分55秒 | 中 国

香港(CNN) 制御不能となっている中国の無人宇宙実験室「天宮1号」が3月末までに地球に落下する見込みであることが6日までに分かった。人間に危険を及ぼす可能性は非常に小さいが、宇宙大国を目指す中国にとっては汚点になりそうだ。

米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのジョナサン・マクドウェル氏は、「中国はPR上の失態を抱えている」と指摘。「実際の危険は少ないが、これほど大きな物体がこうした形で空から落下することがあってはならないというのが国際的な優良事例だ」と述べた。

宇宙関連の専門家は、人間に危険を及ぼす可能性はごくわずかだと強調。天宮1号の残骸が人間に当たる確率は推定で1兆分の1以下の確率とされる。大部分は大気圏突入時に海の上空で燃え尽き、一部が海底に沈むのが最も可能性の高いシナリオだ。

マクドウェル氏はあり得る最悪のケースとして、「天宮1号が人口密集地帯上空で大気圏に再突入して、一部の大きな残骸が地上に落下する。建造物に軽微な損傷を与える可能性もある」と言及。「ただ、こうした事態は過去60年間の宇宙ゴミの再突入で1度も起きたことがなく、可能性は低い」としている。

天宮1号は全長約12メートル、重さ8.5トンで、2011年9月に打ち上げられた。宇宙飛行士により最後に利用されたのは13年。マクドウェル氏によれば、もともとの計画ではすぐに引退させ、制御を保ったまま海中に落下させる予定だった。だが後継実験室「天宮2号」の軌道投入に成功しないのではないかとの懸念から、中国は予備として天宮1号の周回を続ける決定を下した。

しかし中国は16年5月、天宮1号が同年3月16日に「機能しなくなった」と国連に通知。理由は明らかにしなった。研究者からは、燃料切れにより制御できなくなったのではないかとの指摘も出ている。

天宮1号が制御不能になった6カ月後、天宮2号は無事軌道に投入された。

中国の有人宇宙計画のウェブサイトによると、先月24日の時点で天宮1号は地上から286.5キロ上空にあり、昨年3月の348.3キロから降下している。中国は3月後半までの地上落下を予測するが、外気圏の状況は太陽フレアなどで予測不能なため、落下の正確な時期や地点は予測が困難だ。

マクドウェル氏は最短で2月末の再突入もあると予測する。

欧州宇宙機関(ESA)は落下地点の大まかな緯度は把握しており、北緯43度から南緯43度までの間の地点と予測している。カナダや英国の大部分は除外されるが、北京や東京、ニューヨークなど世界の主要都市が範囲に含まれている。

また、残がいにロケット燃料のヒドラジンが残っていた場合、それに接触するのは危険だと専門家は指摘する。米毒物規制当局によると、ヒドラジンを短時間吸い込むと、せき込んだりのどや肺の炎症、けいれんなどの症状を引き起こす恐れがある。
(WEB引用)

当たるのって宝くじかそれ以上の確率といわれるが、落ちてくるとも限らない。こんなニュースを知ると恐ろしくなる。

今後宇宙開発がさらに進めば宇宙のゴミもたくさん増えてくるだろう、こういった問題がさらに増加するた゛ろう。


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