ハッピーエンドのラスト?『ラブレイン』
The last happy ending? "Love Rain"
『ラブレイン』チャン・グンソク&ユナ、あやういキス…結婚?
『{ラブレイン}』の{チャン・グンソク}とユナが予告編であやういキスシーンを見せ、結末に対する関心が高まっている。
28日放送されたKBSの月火ドラマ『ラブレイン』第19話でジュン(チャン・グンソク)はハナ(ユナ)と短いが貴重な時間を共に過ごし、ニューヨークでの首席作家のオファーを受けて苦悶に陥った。病気のユンヒとそんな彼女のそばになければならない父イナ(チョン・ジニョン)とハナのことを考えてもう一度最善の選択をすることにした。
ジュンはハナに「俺はニューヨークに行く。そして.. 君を待つよ」と決心を話し、「今すぐに一緒に行くことはできないけど、後でお二人がうまくいって君がお母さんのそばにいなくてもかまわない時がきたら僕のそばに来てくれたらいいよ。待つから」と、切ない心を表わした。
29日に最終回を控えて別れでない別れを宣言した2人が、最終回でどんな愛の結末を結ぶのか視聴者の関心も高い。ジュンのニューヨーク行きでいい結末になるのではないかという推測が飛び交っている中で『ラブレイン』の製作スタッフはどんでん返しの予告編でハッピーエンドを予告した。
最終回の予告編では、何年か歳月が流れたような違った姿で再会したチャン・グンソクとユナが熱い抱擁とキスを交わす姿が描かれた。視聴者は「結局チャン・グンソクとユナが結婚するんですか?」、「最終回にはあつあつなラブラインだけみせてくれたらいいな」、「みんなが幸せな結末をむかえたらいいのに」等の反応を見せた。
(エンタメニュースより)
とうとうラス前まで来てしまった。19話のストーリー説明でこのドラマの全体は見えてきた気がする。
ハナの母親は亡くなりそうな雰囲気が漂っている。どうなるのであろう? 亡くなることになるのか?
母親がやり残したような失意の中で亡くなっていくなら、その分を引き受け、ハナはジュンの胸に飛び込んでいくことになるだろう。
主要の登場人物がみんなしてラストで幸せになるハッピーエンドは20話程度のシリアス調ドラマでは作りづらいと感じる。ありふれた話で幸せなラストを演出しようとしても、視聴者にそのまま感動が伝わっていくとは限らないからだ。ラストがハッピーになるには、内容の大半を暗く寂しく困難な場面づくりに割き、麦踏のようにこれを反復することで作り出していくしかない。ストーリーは単調でも複雑でも、長い時間を感じさせるものでないと説得性につながっていきづらいのがハッピーエンドのドラマなのだ。
それを20話程度で描くのは難しい。話が短ければ短いほど幸せを克ち取るイメージとは遠く隔たってしまう。
技巧的に幸せの味を強調するには、砂糖の中に塩を混ぜねばならない。それが少しのほろ苦さやしょっぱさを演出してきたりするが、さじ加減によってはろくでもない結果につながったりする。
話が短いとそういった技巧が目に見えやすくなってしまう。こういう技巧ともっとも遠いところにあるのもハッピーエンドドラマの特徴でもある。
「ラブレイン」がラストで4人して幸せになる話に仕上がっているとしたら、ユン・ソクホ監督はあえて甘々のメロドラマを目論んだことになる。
視聴率的に成功したドラマになる可能性は低いものの、薄幸な一生だった母親の分まで幸せになろうとするハナの姿が強い印象を残し、末永くリピートされるドラマとなりそうな気がしてくる。
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