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日曜の朝は6時くらいに目が覚める。仕事に出かける平日より1時間ほど遅い時間だ。
平日なら蛍光灯の明かりをつけ、たいてい5分か10分で床を抜け出す。
しかし休日はもっと寝床の中にいる。倍以上の時間だ。
枕もとの頭上、天井にくっついた蛍光灯のスイッチ紐につないで、50センチほどに垂らした紐を引っ張る。休日は平日との区分で蛍光灯の明かりにはしない。スモールを点す。
そうして物思いに耽りながら寝床を出たくなるまで休日の気分を楽しむのだが、物思いが続いていつしかまた眠りに沈み込んでしまう場合もある。
疲れた身体への労りをかねた、休日だからこそできる裏の楽しみでもあるが、これがほんとに身体のためになっているかどうかは睡眠の健康リズムもあってはなはだ微妙だ。
すっきり感と重ったるい不快感がないまざった状態で終日続いてしまう場合もあるからだ。その一日が終わろうとし、就寝時を迎える頃になってやっと頭の中が冴え渡ってくる按配となったりの日もあるからである。
毎日が日曜日の生活ならたまにそれもよい。夜に睡魔を追いやり、冴え渡った頭を活用して映画やドラマ、音楽を視聴するのは何ともいえない快楽の醍醐味だからだ。
他者がやむない時間を過ごしている時(働いているとか、寝ているとか)、一方の自分が自分のための濃厚な世界で埋め尽くして得られる快感は何物にも代えがたいものがある。平日、有給休暇をとってこれに没頭する時もそれを感じるが、多くの者が寝入る夜の方が快感はさらに深くなると自分は思う。
充実感→まさにこれ、生まれてきてしまった以上、そして物心つくまで育てられてしまった以上、これを充実感に切り替えて一生(人生)を疾走するしかない。
しかし、平日に仕事を持つ身ではそうもいかない。翌日の仕事に影響が出てきてしまう。ここが生活の辛さ、生きていくための辛さでもある。
パソコンでネットにかかわる仕事をし、睡眠をあまり取らない若者がある日テレビに出てきて喋っていた。一日3時間、と聞いて僕は驚いた。もっと驚いたのは仕事で3時間しか眠れないんじゃなくて、それ以上、眠る気がしない話し方をしていたことだ。
それに感化されたわけでもないが自分も夜の睡眠時間を削り、ユーチューブの動画に没頭した時期がある(4、5時間で頑張ったかな)。いつも長く続かず、元気が出るとチャレンジを続けたがそのスタイルはついにモノにできなかった。
自分はあまりに凡庸な人間だった…1日の睡眠時間は最低でも6時間寝ないとコンディションは上がってこない。不眠症を克服してからはさらにその思いを深くしている。
で、休日の今朝だが、物思いの中、ついまた寝入ってしまった。あわてて寝床を抜け出しこれを書いている。
このところ眠りかけては眠れず布団を抜けだすのを繰り返していた。不眠症にかかって以来、こういう眠りに沈んだのは久々のことだ。
体調はさらによくなってきているとでもいうのか?
ずっと以前の状態に戻ったようですっきり感は強い。だが反動の心配もある。いつも6時間睡眠の人間が8時間も寝てしまった。
不眠恐怖症は今も常に気持ちのどこかに残っている…就寝時、明日に向け今夜はきちんと眠れるのだろうか?
睡眠導入剤はもう飲みたくないつもりなのだが…。
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