雨の記号(rain symbol)

美男美女の演じる(ラブストーリー)



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チャン・グンソク&ユナ、1970年代の純粋なキャンパスカップルに変身

チャン・グンソクと少女時代ユナ主演のドラマ『愛の雨』(仮題)が、本格的な撮影に突入した。

24日、大邱、啓明大で行われた初めての撮影では、1970年代が背景の物語を完全に再現するために、俳優たちの破格的な衣装とヘアースタイルが最も注目された。70年代を代表する端正な模範生チャン・グンソク、素朴な衣装で清楚な女子大生を表現したユナ、当時の大学生の間で流行したファッションとヘアースタイルで決めたキム・シフ、ソン・ウンソ、ファン・ボラ、ソ・イングクなど、すべての俳優が各キャラクターにぴったりに変身して注目を集めた。

ユン・ソクホPDはその時代の郷愁が匂う背景と、純粋なキャンパスの若者に完璧に変身した主人公たちを美しい画面に収録して、特有の映像の美しさにあふれた名場面の誕生を期待させ、一緒にいるだけでも絵になるカップル、チャン・グンソクとユナの幻想的なカップルのおかげで、初めての撮影を成功に終えた。撮影会場は現場に駆けつけた多くのファンと学生によって人波を成し、各オンラインポータルサイトには「チャン・グンソク」「ユナ」などドラマ『愛の雨』に関連する検索語が、リアルタイム検索語上位圏にランクするなど、放映前からドラマの熱い人気を実感させた。

時代を超越し、世代を越えた男女間の純粋な愛の感情を、ロマンチックなストーリーと美しい映像で表現し、「ユン・ソクホらしい名品メロドラマ」の真髄を見せるドラマ『愛の雨』は、2012年上半期の放映を目標にしている。
(エンタメニュースより)

★★★

 チャン・グンソクは「メリーは外泊中」でちょっと足踏みしたもののいい作品に恵まれ、順調に役者としての力を磨きあげてきたと言える。
 彼の演技力については、「ある」とする者と「ない」とする者とに見解がくっきり分かれてしまうようである。
 僕は「ある」と見る側だが、「メリーは外泊中」ではちょっと躓いたと感じている。「美男(イケメン)ですね」の影響からいい意味にしろ悪い意味にしろ逃れられなかった印象であった。
 制作側は(柳の下のどじょう)みたいな計算が働いていたかもしれない。だが、チャン・グンソクはそうではなく、役作りの上でじっくり腰を据え、「美男(イケメン)ですね」の世界と一線を画そうとしたかもしれない。結果、コメディーでもないシリアスでもない、(イケメン)の二番煎じのようなそうとも違うような中途半端な話が出来上がってしまった。彼の演技も精彩を欠いてそこに埋没してしまった。
 「快盗ホン・ギルドン」や「ベートーベンウィルス」などで活き活きしていた彼の演技を思えばそのへんははっきりしてくるだろう。
 それまでの彼は傾向の違う作品に出ることで常に新鮮な世界と向かい合うことができた。「美男(イケメン)ですね」もそうだっただろう。
 ところが「メリーは外泊中」は違った。大ブームを起こした「美男(イケメン)ですね」の庇や軒先をちょっと借りたようなドラマとなった(どうせなら建屋をまるごと借りた方がよかった)。
 彼の演技力が云々されるようになったのはこのドラマのせいかもしれない。
 ヒロイン役はムン・グニョンでもいいから、いっそ「美男(イケメン)ですね」のシリーズ第二弾の話にしてたら彼の演技力云々は出てもこなかっただろうし、彼の勢いは逆にもっと加速していたのではないか、と思う。
 ハードボイルド映画で同じようなキャラを数作続けて松田優作は忘れられないような俳優になった。
 彼も「美男(イケメン)ですね」で得たイメージをステージに持ち込むだけでなく、ドラマや映画などでもっと活用していくべきではあるまいか。
 音楽活動も積極的に続けていくなら、ここらへんのイメージの継続が彼のバックグラウンドにふさわしいだろう。

★★★
 しかし俳優はどんな人物も演じてこそ本物だ。俳優なら誰しもがそうありたいと願っているだろう。

 チャン・グンソクは容貌がとても恵まれているので、『愛の雨』(仮題)のようなロマンチックストーリーも似合う俳優だ。
 イケメンだが軽めのキャライメージや実生活の陽気なイメージは封印しなければならないが、子役時代から役者を続けてきた者にはこういったまっとうな演技力を要求されるものこそやりがいも出てくるに違いない。

――チャン・グンソクは「光の線や角度、青々としたキャンパスなど、ドラマのために準備された全てが本当に美しく、良い印象を与える。ワンカットワンカットがすべて芸術的なシーンのようだと感じた」とし、「大きな信頼を与えるユン・ソクホ監督と、和気あいあいとした雰囲気の俳優たち、スタッフなど全てに満足で、本当に熱心にしなければと感じる」と初めての撮影所感を伝えた。

 音楽のガールズグループの一員として、ステージで歌い踊ることを通じていろいろの世界を表現し続けるユナにも同じことが言える。ステージ上で表現し足りないところをこういう場所を得て思い切りぶつかっていける。深めていける。

 1970年代の恋愛と現代の恋愛を描くドラマ『愛の雨』(仮題。チャン・グンソクとユナ、美男美女の演じる(ラブストーリー)にじっくり浸れるのが今から楽しみだ。
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