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雨の記号(rain symbol)

「アイリス」 第8話の感想

 毎週楽しみにしているこのドラマの感想をこんな書き出しで始めるのは非常に残念だが、第7話はうっかり見過ごしてしまった。別の作品書きに熱中したせいである。ハッと気がついた時は7話の大半が終わっていた。落胆して見るのをやめてしまった。
 第8話冒頭のナレーションで、話の推移はそれなりわかったが、ゆきは死んでしまったようだな・・・。死んだのだとすれば、主人公ヒョンジュンの悲劇を暗示することになると思えるが・・・ゆきは助かってお役ごめんとなってほしかった気がする。
 ともかく、第7話のあらすじを貼り付けて8話の感想に入ろう。


イ・ビョンホンとBIGBANG・T.O.Pの対決がついに決着!! “第二章”へと突入した『IRIS -アイリス-』の舞台は、深まる謎を解明するため秋田から上海、そして…!!
 ゆき(美山加恋)を人質にとったビック(T.O.P)は、ヒョンジュン(イ・ビョンホン)が持つ、情報が隠されたネックレスを要求する。ヒョンジュンはビックと格闘の末、ネックレスを守ることに成功するのだが、ゆきを助け出すことには…。
 一方、スンヒ(キム・テヒ)は全ての日常生活を放棄したまま、ヒョンジュンの生死にのみ執着するようになっていた。サウ(チョン・ジュノ)は、スンヒがヒョンジュンの死を受け入れられるように証拠を捏造し、スンヒの周りにばら撒く。ヒョンジュンの死を受け入れざるを得なくなったスンヒは、絶望の末倒れてしまうのだった。
 その頃、ヒョンジュンとソンファは、ネックレスに隠されていた情報の解読に成功する。その情報は謎の組織「アイリス」のリストだったが、ヒョンジュンは想像も出来なかった名前をそのリストに見つけて驚く。中国・上海に向かったヒョンジュンは、北朝鮮の諜報要員・チョリョン(キム・スンウ)に会い、自分の命と引き換えにとてつもない要求をするのだが…。


 ヒョンジュンとチョリョンはずっと敵対関係が続くと思っていたが、そうではなかった展開になってきた。ヒョンジュンは自分を利用し、見捨て、抹殺までしようとしたペク・ソンと彼を動かしている組織に対し、復讐の行動を起こした。一人では力及ばぬと悟ったヒョンジュンはソンファの力を借り、北朝鮮の護衛部・チョリョンを頼ったのだ。
 チョリョンは韓国から上海に入ったスパイの暗殺を命じ、ヒョンジュンの覚悟と決意のほどを探る。それに応えたらしいヒョンジュンは北の工作員一味として韓国への潜入に成功する。・・・
 ようやく、ヒョンジュンの復讐への序章が開かれたようだ。工作員の一味としていろいろ知った顔が登場していることからして(朱蒙に出ていた俳優コンビやら、マイガールに出ていた女優やらその他)、この工作員らとヒョンジュンの同一行動はしばらく続くのであろう。工作員の中にはヒョンジュンを嫌っている者もいるから、いつどうなる事態となるかもわからない。いつかソンファがヒョンジュンをかばって犠牲になりそうなハラハラ感もある。まあ、あるとしても最後の方であろうが・・・。
 ヒョンジュンとスンヒの会えそうで会えないすれ違いもずっと続いていくのであろう。今回も二人のすれ違いがあった。メロドラマの原則もきちんと織り込まれていて、こっちの興味も切れることがないようである。
 早い展開は相変わらず心地よい。
 ヒョンジュンに寄り添うソンファがどんどんいい味を出してきている。

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