現場トークショーから（ジェシカ）（２４）
From the on-site talk show (Jessica) (24)
「ジェシカには聞いたので、お二人に訊きます。練習生の時はどんな生活を？」
「すごく幸せでした。理由は・・・」
「楽しかったよね」とジェシカ。
「そうだったな。練習生同士で歌ったりダンスをすること・・・そういうのが僕たちの遊びでした」
「そう・・・」
「時間を忘れ・・・」
またジェシカは身を乗り出す。
「トークショーもした」
「そうそう、自分たちで話を作りました」
「そういうのをジェシカも？」とお笑いＭＣ。
「ええ。ラジオＤＪの練習なんかもしました」
ソンミンも身振りをまじえて話す。
「台本を作って演技の練習をしたり・・・」
「ほう・・・何年練習生を？」
「僕は７年・・・いや、６年くらいでした」とソンミン。
「ルナは？」
「４年半です」
「ジェシカは？」
「７年です」
「今だから話せる過去の思い出の中で、つらいと思ったことは？」
「そうですね・・・一人で我慢して、一人で解決して、一人で答えを探ること・・・それが辛かった」
神妙になってルナの話を聞いているソンミンとジェシカ。
「寂しかったのか・・・」と男性ＭＣ。
「その・・・」と小さな声でジェシカ。「私は挫折はなかったけど・・・」
「うん」
「私よりも年上の・・・後輩たちが年上という理由でデビューした」
「そうか・・・」
「当然だと思ってましたが、周囲の方たちが”つらくないか？”と声をかけてくるんです。それで何だか自分に問題があると思うようになって、事務所に疑問を覚えることもありました」
「うんうん」
「まだ幼かったから」
「だろうね」
「そのことでスランプに陥ったこともあったりしました」
「そうだろうな」
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