雨の記号(rain symbol)

『メリは外泊中(月~金→AM10~11時』から



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 地上波のTBSで『メリは外泊中(月~金→AM10~11時』が始まっている。
 仕事の休憩時間で毎日これを前半の30分だけ見ることができる。残りの半分は録画して家で見たいところだが、テレビはHDDがついていない。今や古典のビデオデッキは調子がよくない。テープが中でたまに噛みかかるからこのところ使っていない。
 地デジレコーダーが安く出回りだしているからそのうち買うつもりではいる。アナログ放送終了後に買うつもりだ。
 つまり、残りの半分は見ていないわけである。とりあえず、ドラマ全体の気分を楽しめればそれでいいと思っているからだ。吹き替え版は内容が細かいところまで理解出来て嬉しいのだが、放送時間の関係で場面などをちょきちょきカットされているのがちょっぴり不満である。

 僕が本格的に楽しみたいのは、字幕の入った本国バージョンだ。ドラマはやっぱり本人の声で味わってこそ究極の魅力と深みへと到達する。腰をすえてそれを楽しみたいから、今は気楽にドラマの雰囲気くらいを味わっているのだ。

 今日で3話の半分まで見たがここまでの話の展開としては、メリとムギョルは交通事故で出会う。友だちを送る途中、メリはムギョルを車ではねてしまう。メリの心配と不安をよそにムギョルは起き上がり、平然とした様子で歩き去ってしまう。車のナンバーを見てたわよ、と友だちに言われたメリはいそいでムギョルを追いかける。追いかけていった先は音楽のライブ会場だった。彼はボーカルとして歌っていた。ファンたちの熱狂と熱い視線を一身に浴びていた。だから急いでいたのか。メリはそう考えただろう。しかし・・・だからと安心はできない。
 メリはライブがはねるのを待って、彼と事故の話し合いを持とうとする。だが、いいよそんなのは、という感じで相手にされない。
 後でごねられても困ると考えたメリは用紙と筆を用意し、彼にサインしてくれるよう頼む。サインだけしてもらい、中身はこっちで適当に書き上げようと考えたのだ。
 彼に何とかサインをもらい、道端で適当に念書の作成を始めていたら、背後でそれを眺めている者がいる。当の相手だった。そのバカバカしさに呆れたムギョルは、書付用紙をメリから取り上げて破いてしまう。お金で苦労しているメリは、それでも彼が信用できず、最後の手段とばかり一緒に酒を飲んで彼を酔わせようとするが、自分の方がひどく酔っ払ってしまう。成り行きでメリはムギョルから額にキスを浴びてしまう。彼女はぽーっとなって、酔いは進んで・・・
 翌朝、目をさますと部屋にはムギョルもいてメリは驚く。時間とともに昨夜の記憶が戻ってくる・・・

 順風満帆の実業家ジョン・ソクは墓参りにやってきて後輩のウィ・デハンと懐かしい再会を果たす。しかし彼は借金取りに追いかけられていた。ジョン・ソクは後輩を助けてやった。そして、お互いの再会を喜び合っているうち、ジョン・ソクはウィ・デハンの娘の写真を見せられて困惑する。
 こういうこともあるのか、と彼は驚きを隠せなかった。

 ライブハウスが閉鎖されてムギョルは収入源を失ってしまった。行き場を失った彼はメリの家を頼ろうとするが、たまたま父親のウィ・デハンに遭遇してしまう。
 娘に男がいると勘違いしたデハンはジョン・ソクに相談を持ちかけた。経済的に彼を助けようと考えているジョン・ソクはデハンの話に乗る。息子のジョン・インと結婚させることを決意する。
 
 ジョン・インは事務所を立ち上げ、ドラマ制作の準備で走り回っていた。
 彼はヒロイン役としてソ・ジュンにオファーをかけるがにべもなく断わられていた。
 しかし、いったんは断わったものの、脚本を読んでヒロイン役を気に入ったソ・ジュンは、ジョン・インと会って話を進めることにした。



 見合いをさせられるためとは知らず、呼び出されたホテルにやってきたメリはそこで有名俳優を見つける。
 調子よくサインをねだったりしたメリは彼らから誤解を受け、ひどい扱いを受ける。だが、ジョン・インが止めに入ってきてわびを受け、慰謝料を渡される。あっけにとられるメリを振り向きもせず彼は行ってしまった。封筒の中身を見てメリは驚いた。それはべらぼうな金額だったからだ。

 自分がホテルに呼び出されたのは見合いのためだったと知り、メリは家を飛び出した。
 ムギョルにギターを届けて彼のメンバーらと食事していると、ライブハウスが閉鎖され、明日からの収入源もない彼らは身内同士で罵りあいを始めてしまう。大喧嘩になり、警察までやってくる騒ぎに発展する。警察に捕まっては面倒とばかり、メリはムギョルに手を引かれその場を逃げ出すが、通りすがりの男と身体を接触させてしまう。罵詈雑言を浴びても相手にせず、あそこまで言われていいの、とメリも怒り出すほどだったが、縁起でもないかのようなひとことで彼は逆上した。男をなぐりつけ、警察に連行される羽目になる。何とか弁明してムギョルを警察から助け出すことに成功したメリだが、デハンは彼女をすぐにも結婚させようとしていた。
 彼女はムギョルに相談し、二人でウェディングドレス姿の写真を撮って父親に送った。そうして、もうこれで会うこともない、と二人は別れたのだったが、父親は父親の方で娘とジョン・インとの婚姻届を提出してしまっていたのだった。
 見合い相手が結婚式を挙げたと聞いて、ジョン・インは父親に別の相手との結婚を提案するが、メリを気に入ってしまっているジョン・ソクは聞き入れようとしない。
 インは相手に100日の猶予をあたえると提案する。
 デソンはメリに、昼はインと、夜はムギョルと過ごして、100日のうちにどちらかを選べ、と迫る。
 メリはわらにすがるつもりでムギョルに協力を求めた。メリの苦境を見て、ムギョルは仕方なくメリに力を貸すことにした。

 

 契約100日間の初日の昼、メリはジョン・インの家を訪ね、100日経ってもあなたを選ぶことはない、と言って慰謝料を返そうとする。だが、インは金を受け取らない。

 その夕方、メリはムギョルの家を訪ねる。嘘がばれないようにするためだ。
 迷惑そうにするムギョルにかまわず、メリは引っ越したばかりのムギョルの手伝いをする。
 金が払えないなら出ていってもらうから、と大家に釘を刺されている彼を見て、ジョン・インからもらった金を役立ててもらおうとするメリだが、ムギョルにもプライドがあるようで、受け取ろうとはしない。メリも無理には押しつけなかった。
 メリが帰ろうとしているところにムギョルの仲間らがやってきた。仲間らはメリを引きとめ、引っ越し祝いになった。
 そこへ一人の女が訪ねてくる。話の様子からムギョルの恋人かと思ったメリは、ムギョルとの関係を誤解されないため、いろいろ説明したことだったが、ムギョルの仲間から、こいつの母親だよ、と教えられて驚いてしまう。彼女があまりに若々しかったからだ。
 ムギョルは彼女が17歳の時に生まれてきたようだった。そして今、その母のせいで苦労しているムギョルのことを知ったメリだった。
 メリはグデグデに酔っ払ってしまった。仲間らはメリの介抱をムギョルに任せ、別の場所での二次会へ流れていってしまった。
 ムギョルは仕方なくメリを車で送っていくが、途中で車は故障してしまう。
 ムギョルは眠りこけているメリをおぶって歩き出した。・・・
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