雨の記号(rain symbol)

少女時代「すっぴんの美しい順位」(2)






少女時代「すっぴんの美しい順位」(2)
Girls' Generation "Beautiful ranking without makeup" (2)



 キム・シニョンが切り出す。
「全員のすっぴんを見ましたが、良心のない人が二人います」
 メンバーの笑い声。
「それも上位の中にいます」
 爆笑。
「ソヒョンさん」
「はい」
「自分のすっぴんが一番かわいいと思ってる?」
「かわいいとは思ってません。あまりメイクをしないからです」
「へえーっ、自分はまだ若いってこと?」
「はい」にっこり無邪気に答えるソヒョン。
「二歳しか違わない」
 テヨンが憤然としていう。
 ティファニーがテヨンの肩に手を置いて異論を立てる。
「ちょっと、二歳は大きな差よ」
「お黙り!」
 とテヨン。
 一同笑い声。
「ところでシニョンは家にも遊びに行ってるよね」
「そうです」とシニョン。「では、良心にしたがって私が順位をつけたいと思います」
 とメンバーの前に立つ。
「はい、スンギュ(サニー)さんは9位に行ってください」
 一同大笑い。
 サニーは順位を一つ上げて7位の前に立っていたがあえなく最下位に転落。
「ひどいわ」とサニー。
「不満なの? 早く行きなさい」
「さっきは自分で9位に立ったのよ」
「はいはい、分かったから行って」
 この時、ユリは熾烈な上位争いから身を引き、9位のポストの前に立っていた。
「ユリさんはこっちにひとつ動いて。遠慮してないで」
「はい」
「上位も調整します。テヨンさん、ジェシカのところへ行って」
「何位ですか?」
「6位よ」
 がっかりするテヨン。
「いいえ、6位でも上位過ぎるわ」
 一同大笑い。
「どうしてなんです?」
「それはね・・・アレがないんです」
 シニョンはキム・スンウに向かって説明する。
「顔を見た瞬間、あれ、誰っ? ”ああ、テヨンだったの”とやっとわかったくらい」
 メンバーら爆笑。
「じつは眉毛がないんです」
 隣で笑いこけるティファニー。他のメンバーも手を叩いて爆笑。
「ひどいわ」
 懸命に抗議するテヨン。
「それとソヒョンにはがっかりです。はい、サニーの横に行って。8位のところ」
「ひどい!」
 渋々下位の順位に移動するソヒョン。

 キム・スンウが切り出す。
「ところで2位のティファニーさんが考える1位は誰?」
「この人です」
 ティファニーはスヨンを指差す。
「ほほう」
「不思議なんだけど・・・」
「不思議? 不思議な誉め方ですね」
 この時、1位の場所に立っていたヒョヨンもスヨンを誉め始める。
「だったらゴチャゴチャ言ってないでそこ退きなさい」
 ヒョヨンを押しのけてスヨンは1位の前に立つ。
 今度はヒョヨンとティファニーで2位の座をめぐって争いだす。
「どっちが2位だと思います?」
 二人はシニョンに公平な判定をゆだねる。
「ティファニーね」
 シニョンは答える。ティファニーはヒョヨンを押しのけ、2位の前に立とうとする。
「ダメ、譲らない」
「だってあなた眉毛がないでしょう」
「えっ、何言うの。ここにあるじゃない。これ、自前。生まれつきのものよ」
 眉毛論争で一同爆笑。
「はいはい、これで順位は決まった」とシニョン。「誰か異議のある人は?」
 ユナが口を出してくる。
「私の6位はありえません」
 すかさず、ヒョヨンが切り返す。
「みんなにちやほやおだてられて勘違いしてるのよ」
 一同大爆笑。特にティファニーは手を叩いて大喜びだ。スヨンもヒョヨンに向かって「ヒョヨン最高」のグーサインを出して喜んでいる。テヨンもジェシカもファンも喜んでいる。
 このジョークに女優の風格さえ出てきたユナもさすがに引っ込まざるを得なくなった。
 そして”すっぴん美人”はおもしろおかしいやりとりとともに一件落着。



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