少女時代「すっぴんの美しい順位」(1)
Girls' Generation "Beautiful ranking without makeup" (1)
少女時代はK-POPの最高峰に位置するガールズグループだ。テレビの番組出演、コンサート、イベントとあっちこっちから引っ張りだこで大忙しである。
彼女らの音楽やトーク番組などに親しむ機会は多い。K-POPアイドル中、一番見ているかもしれない。
キム・スンウの「乗勝長駆」に少女時代がゲストで登場した動画を見た。視聴者の質問を選び、それをもとにおもしろおかしい話を繰り広げるトーク番組だが、最後の質問で出た「すっぴんの美しい順位」が面白かった。
世界中にファンを持つアイドルグループだけあって、彼女らはきれいさかわいさのプロである。彼女らの音楽にこの世のロマンや夢を刺激された若者は多いことだろう。
テレビや実際のステージなどで見て、彼女らの魅力や美貌を順位付けしてるファンもけっこういるかもしれない。最初はひとまとめでファンになったとしても、そのうち、誰かに肩入れしたりして、好きな度合いや順列が出来上がっていってしまうのは、ファン心理の進行過程として自然というか仕方のないことである。
視聴者は、おもしろおかしい、あるいはユニークな質問をたくさん寄せたが、最後に”すっぴんの美しい順位を教えてください”の質問が取り上げられた。
ひどく興味を覚えた。
”すっぴんで一番きれいなのは誰か?”を知りたいからではない。
この質問に対し、「少女時代」の面々がどんな反応、どんな対応を取るかに関心を抱いたのである。
この質問を受けてキム・スンウが簡単な説明を行った。
「メンバーが九人もいるじゃないですか。やっぱりファンは彼女らの序列や順位が気になると思うんだ」
「そこで私が用意しました」女性お笑いタレントのキム・シニョンが切り出した。「少女時代」の序列を確認してみよう」
ここでキム・シニョンが行ったのは、1位~9位までの順位ポストを並べ、「自分はすっぴん美人の何番目と思うか」とメンバーに自己申告をさせたことである。
自分は何位なのかそのポストの前に立ちなさいというわけだった。
キム・スンウが再び簡単な説明を行った。
「すっぴん美人を決める順位とは、自分が一番かわいいと思ったら一番に行くということです」
キム・シニョンが軽口を入れた。
「良心のある人は九番に行くのよ」
一同笑い声。
さて、どうなるのかと目を皿にして見守っていると、最初に行動を起こしたのはテヨンだった。彼女はさっさと2位ポストの前に突進した。ここは「少女時代」のリーダーシップ(多少あるだろうが)というより、視聴者を喜ばせる彼女の人間味が出た感じである。
続いてユリがその左横に立った。3位のポストである。さらに三秒ほど経過すると4位のポストにスヨン、5位のポストにヒョヨンが立っている。続いてジェシカが7番、サニーが8番のポストの前に立っている。他はとりあえず空席で、テヨンの後ろあたりにユナ、ティファニー、ソヒョンといった面々がテヨンとユリの順位をうかがっている。
1位のポストはあまりに露骨なので敬遠されているらしい。しかし、自分を上位に置きたい。2位のポストは魅力的らしい。
「あっち行ってよ」
とテヨンは後ろにいるメンバーを追い払おうとする。
2位の座を奪えないと見たソヒョンとティファニーはこの場所で居直った。1位制覇の野望を剥き出しにして争奪戦を始める。
ティファニーはごり押ししてテヨンを3位に追い落とした。結果、1位ソヒョン、2位ティファニー、3位テヨンとテティソのメンバーが上位を占める。
下位の座に立ちこの様子をうかがっていたジェシカが突っ込みを入れる。
「あなたたち正気でやってる?」
一同大笑い。
★少女時代「すっぴんの美しい順位」(2)に続く
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