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雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「アイリス」第12話

とりあえずTBSガイドから

テロ集団のアジトを監視していたスンヒ(キム・テヒ)は、テロ集団のひとりに見つかり連行されてしまう。そこでスンヒはヒョンジュン(イ・ビョンホン)と再会することになるのだが、お互い知らないフリをする。しかし、ヒョンジュンはNSSの保安コードを聞き出すため、スンヒを拷問する命令を受ける。スンヒは、ヒョンジュンに尋問されることになり自白剤まで打たれるのだが…。同じ頃、ソウルで核テロを起こして南北首脳会談を阻止するという、テロ集団の次の作戦が発表される。核テロに備えて非常体制に入ったNSSでは、サウ(チョン・ジュノ)がテロ組織を追うNSSの捜査を妨害する。サウの動きでパク室長(ユン・ジェムン)は、NSS内に内通者がいると察する。そして、ペク・サン(キム・ヨンチョル)は長年「アイリス」に対抗してきた"声の主"の隠れ家をついに突き止めるのだった!!



 科学捜査室長の協力を得てそこのコンピューターを使っていたスンヒは、何かのヒントを得て部屋を飛び出していく。とある倉庫が怪しいと目星をつけたのだ。
 ファン・テソンがテロリストの潜む最有力の場所と言っていたのを、サウは可能性の低い場所のひとつに分別していたのだ。スンヒがそこに向かったことで事態は慌しくなった。
 サンヒョンは苛立たしい声でサウに、そこに向かえと指示を出した。
 倉庫へ駆けつけ、監視を始めたスンヒの背中に銃口が当てられる。ドチョル配下に捕まり、倉庫内に連れて行かれるとそこにはヒョンジュンの姿があった・・・
(第11話ラストより)


 撤収態勢に入っていたテロ一味に捕まったスンヒは、アジトの置き土産であやうく殺されかかる。NSS侵入の際、コマンドA1A2を殺した保安要員と聞いた一人は銃をつきつけた。仲間の敵だとして殺そうとする。しかし別の一人がこの女は使い道がありそうとの意見を出す。ドチョルは後の意見を採用し、ヒョンジュンにこの女を知ってるか、と訊ねる。ヒョンジュンは首を振る。ドチョルは深く追求もせず、殺すのはいつでもできるとスンヒも一緒に連れて別のアジトに移動する。
 サウは一隊を率いて一味の去ったアジトに踏み込むが、仕掛けられた爆発物で負傷者を出す。
 スンヒは地下の機械室に監禁された。
「殺される前に早く助けないと・・・」
 ヒョンジュンは彼女の救出方法に頭を悩ます。そんな彼にソンファは冷静な対応を促す。
 ドチョルに意見を出した男は、コンピューターを駆使してスンヒがNSS内で一級の機密保持者だと調べ上げる。
 アジトを移して態勢を整えたドチョルは次の作戦指令を出す。それは南北首脳会談を阻止するため、ソウル中心部の核テロ攻撃をするというものだった。
「核兵器はいまどこにありますか?」
 ソンファは訊ねるが、ドチョルは、今はいえない、と答える。
 テロ攻撃の作戦を立てやすくするため、ドチョルはヒョンジュンにスンヒからNSSの保安コードを聞き出せと命令する。NSSの仲間だったなら、口の割らせ方を知っているだろうというわけだった。
 多くの負傷者を出し、成果なく引き揚げてきたサウは、後方支援のスタッフたちを怒鳴り散らす。テロ室室長のパク・サンヒョンはサウをなだめる。誰かが情報を操作していると感じている情報分析担当のファン・テソンは室長に疑問をぶつける。
「不思議なことが起きています。例のアジトは私の調べでトップ級の可能性があるとした場所ですが、なぜか可能性の低い場所へとリストを移されていました」
 大統領は核の起爆装置がテロ一味に奪われたことを側近に明かす。
 側近は核のテロ攻撃が現実の脅威となってきた以上、南北首脳会談は中止すべきだと進言するが、大統領は強行の立場を崩さない。軍の特殊部隊を動かしてテロ一味の制圧に動くべきだとの意見も一蹴する。NSSが全力をあげて片付けるべきだとペク・サンを叱咤する。
 テロ一味が取り囲んで見守る中、ヒョンジュンはスンヒからNSSの保安コードを聞き出そうとする。表向きは聞き出そうとしながら、決してしゃべるな、しゃべったらその瞬間、お前は死ぬ、と指で信号を発する。
 業を煮やした一人は、自分が口を割らせるからやらしてくれ、とドチョルに切り出す。自白誘導剤を使え、とドチョルは指示を出す。
 自白誘導剤の準備にかかった連中を見て、ヒョンジュンは態度を一変する。スンヒを気絶させ、時間を稼ごうとした。しかし、ドチョルは気絶したスンヒの意識をむりやり回復させる。自白誘導剤を体内に注入して保安コードを聞き出そうとする。
 これが時に命を奪うのを知っているヒョンジュンは焦るが、屈強の者たちに囲まれているとあっては手の出しようがない。
 そんな中、スンヒが危機にあることを知ったペク・サンは、「アイリス」のとある人物に電話を入れ、彼女の解放を願い出る。ホットラインがドチョルのもとにつながり、すんでのところでスンヒの身柄は解放される。
 ファン・テソンの話から、サウの行動に疑念を持ったソンヒョンは、このことをペク・サンに報告をあげるが、ペク・サンは巧みな応接でこれを握りつぶす。
 チン・サウは自分の狙撃した墜落機からヒョンジュンを助け、彼をバックアップし続けようとする<声の主>の隠れ家をついに見つける。ペク・サンを案内して隠れ家を襲撃する。隠れ家はたちまちサウの一隊の手に落ちた。
 電話が通じなくなって不安を覚えたヒョンジュンらは<声の主>のところへ向かった。そこへ携帯電話が入る。携帯に映し出されたのは<声の主>の現場映像だった。そこにはペク・サンとサウの姿も映っていた。
  <声の主>と感情のこもらないやりとりをした後、ペク・サンは相手の顔に柔らかいものをおしあて銃を打ちぬく。
 ヒョンジュンはむなしい叫び声をあげた。


 テロ一味から解放されたチェ・スンヒのことがどうもひっかかっている。
 「アイリス」のクーデターが成功した時、ひょっとするとスンヒは女王として祭り上げられるような存在なのではないか。
 僕はそんな気がしてきている。
 北からやってきた要人に女性が一人混じっていたが、こっちにそれをあれこれ考えさせるために登場させたのではないかと思った。



T.O.Pのインタビューから

―本日は宜しくお願い致します。まず、今回T.O.Pさんが演じるビックという役について教えてください。


僕が演じるビックは、殺し屋なのですが、何というか…人殺しをためらうことなく、殺人を楽しむような、そういう人物です。そして、所属も韓国側か北朝鮮側かわからない、そういう人物です。一箇所にとどまる事なく標的を探すのですが、劇中イ・ビョンホンさんが演じるヒョンジュンをターゲットとして追い詰めて行きます。
この作品をご覧になる方に、ビックが強く記憶に残れば嬉しいです。

―今回、この『IRIS -アイリス-』という作品に出演なさろうとしたきっかけは何だったのでしょうか。

『IRIS -アイリス-』は、私の2番目の出演作です。
2作目のドラマを決定するにあたり、色々と慎重に考えたのですが、こういった役柄はぜひ演じてみたかった役柄でしたし、(作品自体も)良い作品でしたので、これは良い機会だと考え、嬉しくワクワクした気持ちで出演することにしました。

以前の作品は学園ものの『アイ・アム・セム』というドラマで、学校の人気者の役でしたが、今回はもう少し冷酷で、成熟した姿の殺し屋という姿をお見せできると思います。

―なるほど。ところでビックは“殺し屋”という言葉から連想されるファッションよりも、もっとファッショナブルになっていますが、これはT.O.Pさんによるアイデアなのでしょうか。

はい。“キラー”とか“殺し屋”といえば思い浮かぶ絵柄や姿を、壊してみたかったんです。
そこで、スタイリストの方たちや周囲の方々とたくさん話し合って、ビックのコンセプトが出来上がりました。
また、皆さんに今までとは違う演技や異なる姿をお見せしたい、という気持ちが一番大きかった面もありますね。

―ところで、T.O.Pさんは、イ・ビョンホンさんと対峙されるシーンが多いですが、イ・ビョンホンさんとの共演は如何ですか?

光栄な機会だと思います。
(イ・ビョンホンさんは)とても偉大な先輩で、実際にお会いしてみると想像以上に温かい方でしたし、私のような後輩にも良くしてくれます。

『IRIS -アイリス-』では、イ・ビョンホンさんをはじめ、とても素晴らしい先輩方とともに、とてもかっこいい作品に出演できるということだけでも、私にとって大きな勉強になっています。

この機会を通じて、たくさん見て、感じて、学ぶことが出来れば良いなと思いますし、私を待ってくださるファンの皆さんにも、私の新しい姿をお見せできるひとつの機会になれば良いと思います。

―さて、この作品は非常にアクションシーンの多いドラマですが、アクションに向けて何か特別な準備はされていらしたのでしょうか?


いえ、特別に準備したという事はないのですが、実はこの『IRIS -アイリス-』というドラマのビッグというキャラクターにキャスティングされたのが、約一年前でした。
とても大きな作品ですし、重要な作品だと思ったので、普段はトレーニングは好きな方ではないのですが、より健康な姿で、出来るだけ皆さんに健康な姿をお見せするために、鍛えるほどではないのですが、トレーニングもこまめにして、体もほぐして、体力をつけるために運動を続けていました。

―なるほど。ところで、BIGBANGのメンバーと一緒にいる時と、(ドラマに出演し)一人でいるときは、違いがありますか?

とても違いますね。メンバーといる時は、いつも心強いです。
一人だと寂しいですし、怖いですし、横にいた誰かがいないので、慣れない感じもします。
でも、いつも後ろで信じて、こうやって頼ってくれるメンバーがいるので、もっと頑張って一番年上の兄としても、力強いお兄さんになれるように格好良い姿を見せなければといつも心に誓っています。

―さて、この作品のみどころについて、教えてください。

『IRIS -アイリス-』の魅力はやはり、過去にあまり例が無かったスパイスリラー作品だという部分だと思います。
そして、とてつもない規模のドラマじゃないですか。今まで無かった作品なので、新しく見る楽しみ、見て聞いて感じる楽しみが違うと思います。そういった部分が見どころですので、皆さんに楽しんでいただけたらと思います

―どうもありがとうございます。それでは最後に、ファンへ一言お願いします。

『IRIS -アイリス-』を応援してくれる日本のファンの皆さんに、良い作品をとして、よりかっこよく、より新しい僕の姿を、お見せ出来るよう、努力しています。期待してください。その期待を裏切らないよう、頑張ります。是非ご覧になってください。
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