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"ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会 2020(女子シングル) "から
カミラ・ワリエワとキムヨナ
女子シングルは3月6日から始まった。
1位から6位までの演技を見ていくことにする。
SP(ショートプログラム))で1位となったのは噂に名高い13歳の天才スケーター、カミラ・ワリエワだった。”ロシアジュニア選手権”では、フリーで”159.67点”をたたき出し、”メドベージェワ、ザギトワ、トルソワを凌駕した”と世界をあっと言わせた逸材である。
当該選手権のフリー演技を動画で見てその”完璧”さに唸らされた覚えがある。
1位発進となったカミラ・ワリエワ選手のSP演技から見ていく。今回も噂に違わぬすばらしい演技だった。スピンやジャンプに演技の姿形まで、すべてにおいてシャープできれいな演技だった。前回の演技でも感じたがすでに完成域に達している。これにトリプルアクセルや4回転ジャンプを身につけたら”鬼に金棒”だろう。
だが、この時期のこの演技には脱帽するものの、これをずっと見ていきたい気持ちにはなれなかった。これほどの選手だからこそ、ここの領域に留まらず、大人への変貌過程を踏みながら成熟していく姿の方を見ていきたいと強く思ったわけだった(教える側からすれば一過性の名誉を得られるだけでも十分なのかもしれないが…)。
バンクーバー五輪で金メダルを取ったキムヨナは、ソチ五輪を目指しながら”自身の成熟”を設定したようだった。若さと体力にモノを言わせて取ったバンクーバーの”金”とは別の思い(コンセプト)を込め、キムヨナはソチ五輪を戦った。多分、それがソチを目指すモチベーションになったとも思われる。
結果は銀に終わったが、バンクバーに続く”自身の成長ストーリー”を世界のフィギュアファンに見せようとした戦いは”金”に値する成果を残した。
しかし、カミラ・ワリエワの将来を不安視しても仕方がない。今の彼女は世界最高のフィギュアスケーターなのは確かだ。
次のフリー演技を見るのも楽しみである。
ただ、近ごろ残念に思うことがひとつある。キムヨナや浅田真央の活躍していた頃は、大小さまざま、いろんなタイプの選手が活躍していた。
しかし今や小柄な選手たちが上位を席巻し、キムヨナや浅田真央のような選手(164センチ前後)でさえ見かけないタイプとなりつつあるようだ。いないはずはないが、下位に低迷しているのであろう。
小柄な選手には小柄のよさがあり、大柄選手にも大柄のよさがある。高得点を出すための回転ジャンプが極限に近づいた結果、フィギュアスケートには憂鬱感が漂いだしている。大柄な選手はこの世界からどんどんスポイルされていく傾向を感じる。生き物は地球の重力に逆らって立っている。よってジャンプするのは大変なパワーを必要とするのだ。
人間の大きさにすれば地球をひとっ飛びする蚤ではないが、フィギュアスケート競技は次第に身体の軽い者が勝ち組になりつつあるようである。
そのため、フィギュアスケートは選手の個性や持ち味を楽しめないスポーツになりつつあるようだ。ロシアの選手が軽々とトリプルアクセルを飛ぶのを見て、浅田選手のあの苦労は何だったのか? と首をひねる人がいるかもしれない。
しかし、浅田選手がトリプルアクセルを飛ぶのに苦労したのは、163センチもの身長を持ってしまったからと考えれば理解は容易だ。
将来的にはボクシングではないが、フィギュアスケートも身長制限のクラスとフリークラス(境目は156センチ位?)の二つ(メダル二つ)に分けるようにしないと人気は廃れていく気がする。
体操と新体操のように性格を違えて分かれる方向を取るのもよいかもしれない。
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