雨の記号(rain symbol)

キムヨナの憂いにまなざしと指先

2016-02-17 21:47:32

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　フィギュアの女王キム・ヨナ、ピンクのレトロなグラビア

　キム・ヨナが、17日に公開された『J.ESTINA 』のグラビアで、女らしく蠱惑的な魅力をアピールした。

　女性のロマンと夢、美しく燦々と輝く瞬間を共にするという意味で、2016年から“Timeless Momentum”というブランドスローガンで、ブランド初のCF制作と同時に広告キャンペーンをする予定で、その最初のティーザーとしてキム・ヨナのビジュアルを公開した。
　特に今回公開されたティーザーカットは、3月に公開されるJ.ESTINA のブランドCF広告である“Timeless Momentum”を予告するビジュアルとして、広告映像で彼女の新しい姿に対する好奇心を大きく刺激している。数十年前のようなレトロファッションに身を包み、誰かを待っているような表情の彼女、女らしく蠱惑的なキム・ヨナの姿は、公開されるやいなや大きな関心を集めた。
（エンタメニュースより）

　憂いを帯びたまなざしと表情…胸の前で無造作に閉じ合わせた両手の指先…いや～ほんとに美しい。
　キムヨナを知らない人がこれを見たら、映画のワンシーンに臨む女優だと思うかもしれない。

　そういえば思い出す…。
　
　華やかな写真に見入りながら、フィギュアスケートの選手として活躍していた頃（2006～2014年）のキムヨナが懐かしい。
　トリノオリンピック以降、バンクーバーに向かう女子のフィギュアスケート界のメインステージはアジアへと転回を始めた。次代をになう有望な若手選手がこの地から相次いで登場したからだ。
　浅田真央とキムヨナである。トリノで金メダルを取った荒川静香の演技は”次の時代はアジアが担いますよ”の号砲だったように思えてくる。
　十代半ばをやっと過ぎたばかりの浅田真央とキムヨナが激しく競りながらバンクーバーへの戦いが始まった。
　ミシェル・クワン（アメリカ）の演技に魅せられていたキムヨナは、演技に芸術性を織り込みながら浅田真央らとの争いを展開していった。
　この中でキムヨナの表現力は磨かれていった。プログラムのコンセプトに見合った豊かな表情と手指の先にまでこめられた繊細な演技は、いつも観客たちの目を釘付けにしたものだった。
　
　キムヨナの着飾った写真を見るたび、彼女のいろいろの演技が脳裏で蘇る。