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いい小説を書きたいといつも願っている。
それで毎日書いているのだが才能が足りないため思うように書けない。
書いては消し、書いては消しを繰り返す。
書いては消し、書いては消しで行き詰まると、息抜きでドラマを見たり、音楽を視聴したりになる。
このブログはそのあぶくのようなものである。
さて、またまた訪れた息抜き時間。
今夜はドラマを見るのをやめてユーチューブへやってきた。音楽を視聴しようと思ったのだったが、トップページにキムヨナのバンクーバーでの演技がアップされている。とたんに彼女の演技を見たくなる。氷上に立つ彼女の姿を見るともう見ないわけにいかない。
しかし、今夜見たくなったのはバンクーバーの演技ではない。
昨年（２０１３年３月）カナダ・ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで開催された世界選手権での彼女の演技だ。
ショートプログラムとフリープログラムがセットになり、英語でインタビューの動画を見つけた。
彼女の演技はやっぱりいいなあ〜ほんとにいい。美しく、激しく、そして乱れもない。
世界の人々が注目する最高の場所でほとんどミスのないこのような演技をこなせるのは彼女を置いて他にない。
僕は彼女の演技に痛く充足した。
英語でのインタビューの最中に「アイラブユー」とファンから大きな声がかかった。
彼女の美しい演技は自分の大きな励みでもある。
ユーチューブを閉じた僕はメモ帳を開く。
彼女の演技のような文章を書きたい。
握りこぶしで「ガッツ！」を入れてまた小説を書き出す。
いつも彼女の恩恵とは限らないが、毎日この調子なのである。
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