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雨の記号(rain symbol)

続けてくれキムヨナ選手

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浅田のライバル、金妍児は現役続行!? 母国では歌も上手いと評判らしいが…(共同)

. バンクーバー冬季五輪・女子フィギュアスケートで世界の頂点に立ち、現役続行かプロ転向かで注目を集めてきた韓国の金妍児(19)=キム・ヨナ=が、現役続行に傾きつつあるようだ。
 韓国の現地報道は、大韓氷上競技連盟の関係者の話として「ヨナ側が『2010-11シーズンのグランプリシリーズ(GPS)の招請を受ける場合、出場の意思がある』と明らかにした。やっぱり引退しないようだ」と報じている。
 ヨナは今月1日、実母が設立したマネジメント会社「ATスポーツ」に移籍。プロ転向への布石ともみられたが、14日に国際スケート連盟に提出された、グランプリシリーズの出場申込書には名前が記載された。
 ただし、ATスポーツ関係者は「(出場申し込みに)大きな意味はない。ヨナはこのごろ心境が複雑に見える。進退は1、2カ月悩んで結論を出せる問題ではなく、最終決定を引き延ばしたに過ぎない」と説明する。
 同関係者は「ヨナは今月31日に練習拠点であるカナダのトロントに向かう。そこでコーチ陣と相談後、最終的な決定を下すだろう」としている。
 W杯韓国代表応援ソングを歌ったり、韓国料理の広報大使に任命されるなど忙しいヨナ。いずれにせよ、現時点でヨナが「現役引退、プロ転向」を決断できず、まだ競技生活に未練を持っているのは、紛れもない事実だ。
 来季のグランプリシリーズは、10月22日に名古屋で始まる。主催者側から夏頃に届く招待状への回答期限は9月末。それまでの練習で、競技へのモチベーションが上がらなければ、ヨナが「引退」を宣言する可能性もまだ残されている。
 五輪ではヨナに及ばず銀メダルに終わった宿命のライバル、浅田真央(19)にとっても、ヨナの動向はモチベーションに大きくかかわってくる。来月には来季に向けた新プログラムの作成に取りかかるが、リベンジの機会は与えられるか。
(ニュース記事より)


フィギュアファンはキム・ヨナ(20、高麗大)の進路に関心をもっている。しかしキム・ヨナは慎重だ。1日で何回も変わる心、一度決めれば簡単に変えることができないだけに、簡単に決断しにくい。
18日には国際スケート連盟(ISU)グランプリ大会申請が話題になった。しかし大会申請は大韓氷上競技連盟がしただけで、キム・ヨナについては知ることはできない。ISUは最近、氷上競技連盟に「14日までグランプリに出場する韓国代表名簿を送ってほしい」と要請し、キム・ヨナの引退についてを判断できない連盟は、キム・ヨナ、クァク・ミンジョン、キム・チェファの名前を書き出した。

グランプリ出場?キム・ヨナは思案中

キム・ヨナは5月31日ごろ、転地訓練先であるカナダのトロントに戻る予定だ。ここからブライアン・オーサーコーチ、デービッド・ウィルソン振付コーチとともに進路を相談した後、新しいプログラムで練習も始める計画だ。大会に出場するとしてもアイスショーに参加するとしても新しいプログラムは必要だからだ。
このため、キム・ヨナは今でも時間の合い間に地上訓練を消化している。キム・ヨナ側関係者は「キム・ヨナが進路を決めると言っても発表をしない場合もある。グランプリ大会は10月に始まるので、それまで練習をし、やめることもできる。どんな決定をしてもキム・ヨナが楽に決められるよう助けなければならない。ファンにはもう少しだけ待ってほしい」と話した。
(ニュース記事より)


フィギュア女王キム・ヨナ選手が10月に始まる2010~2011グランプリシリーズに出場申請をした。
キム・ヨナは31日、トロントの練習キャンプに出発するが、新たなトレーナーも同行する。
練習の強化を計画しているという意味だ。
(写真ニュースより)

キム・ヨナ、「引退まだ考え中」

“フィギュアの女帝”キム・ヨナが「引退するかどうかをまだ決めていない」と明らかにした。キム・ヨナは平昌冬季五輪誘致委員会創立総会を終えた後、「今シーズンにフィギュア大会に参加するか?」という質問に「まだ考えている。ゆっくり決める」と答えた。
引き続き「どんな道を行っても、平昌五輪誘致には力になりたい」と付け加えた。「平昌が五輪誘致を目標にする2018年には何をしているか?」という質問には「選手から引退した後、世界的な選手と公演していると思う」と答えた。31日カナダ・トロントに帰ってまたスケートの訓練をする計画のキム・ヨナは、関心が注がれている引退するかどうかの発表は、最大限遅らせる予定だ。
(ニュース記事より)

 キムヨナ選手の気持ちは揺れ続けているようだ。現役を続けることは四年先に照準を置くことになる。彼女はバンクーバーまでの四年間を”長かった”と形容した。折り返してあと半分の期間、これまでのモチベーションを維持していけるかどうか・・・
そりゃあ、迷うことだろう。
 ともかく、いろいろあったからだ。フィギュア後発国から出てきたという逆境。オリンピックで銅メダルでも狙えそうというのであれば、周囲から少しはかわいがってももらえただろうが、何せ急激にのしてトップに躍り上がってしまったから大変だった。
世界中から注目を集める一方、やっかみに似た声も聞かれるようになったのだった。
 トリノ後に変わったルールは別に彼女のために用意されたものではないのに、いつの間にか彼女のためにあるような話になったり、彼女の演技だけが特別に点を出してもらってるというような話を僕は見聞きしたりしたものだった。
 しかし、そうではなかった。彼女はそのルールにうまく適応していけた選手だったに過ぎないのだ。そのルールを自分のものにもっともうまく成し得た選手だっただけなのだ。
 金を取ったバンクーバーと同じルールでソチが待つことになったなら、キムヨナ選手の二連覇にとっていい追い風となったことだろう。だが、ルールは改正された。このルールが彼女にとって有利か不利かということになれば、不利と考えるのが普通だろう。ほんの少しルールが変われば、それに適応できる選手はぜんぜん別の場所にいるかもしれない。微妙な差異でその選手の演技が見栄えを失っていくのは、表現を機軸としたフィギュアの世界にはきっとあるに違いない。バンクーバーであれほど輝いたキムヨナ選手も、新ルールで演技を構成した時、そうならないとは誰もいえない。彼女の演技がどうしてか古色蒼然としたものに映り出すというのはあながちないことでもないのだ。
 ただそれは、新ルールを活かしきった選手の登場によるニューウエーブによってそうなるだけの話で、次もまたキムヨナ選手がその一番手になる可能性もあるということである。
 日本の若手やロシアの若手選手などに、ジャンプをうまく飛べるかという点だけでなしに、演技の全体としてニューウエーブを起こしそうな選手を僕はまだ確認していない。
 ニューウエーブというのはいかなるスポーツにおいても、登場の際はこの目に衝撃を与えてくれるはずである。
 その意味でも旧来のキムヨナ選手の美しい演技と若手選手の新鮮さに満ちた演技の対決は見物である。期待で胸がゾクゾクする。
 たとえ、途中でその花を散らすことになろうともキムヨナ選手には現役を続行してほしいものである。

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