雨の記号(rain symbol)

米ローリングストーン誌に選ばれたK-POP９曲を聴いて…

2020-07-30 22:56:26

米ローリングストーン誌に選ばれたK-POP９曲を聴いて…

米ローリングストーン誌が選ぶ「史上最高のボーイズグループ曲75選」にBTS、SHINee、BIGBANGらがランクイン！選ばれた曲は・・？

選ばれた75曲には、キング・オブ・ポップとも称されるマイケル・ジャクソンが在籍したジャクソン5や、世界で最も売れたボーイズ・バンドであるバックストリート・ボーイズなど、有名なアメリカンポップアーティストたちの楽曲が多くランクインする中、K-POP界からは、BTSやSHINeeを始め計9曲のランクインを果たした。

★以下、今回選ばれた９曲

1 56位 BTS 「Fake Love」
2 55位 INFINITE 「The Chaser」
3 43位ソテジワアイドゥル「I Know」
4 39位東方神起「Mirotic」
5 34位 BTS 「Euphoria」
6 31位 BIGBANG 「Fantastic Baby」
7 19位 BTS 「Spring Day」
8 14位 SHINee 「Sherlock」
9 5位 BTS 「Moon」

　BTSの曲はむろん、「The Chaser」「Mirotic」「Fantastic Baby」
「Sherlock」のMVやステージ動画は数えられないくらい視聴してきた。
ソテジワアイドゥルの「I Know」の動画も目にする機会は多かった。
ここにあるのはみな精力的に視聴したものだった。どれも多くのK-POPファンを虜にした曲だったから。

　東方神起の「Mirotic」、BIGBANG の「Fantastic Baby」は、BTSが出てくるまでは大人気のボーイズだった。K-POP界は「Fantastic Baby」でBIGBANG人気を一色に染めていた時期さえある。
　今のK-POPはJ・POPの影響をそれほどは感じさせない。しかし、ソテジワアイドゥルの「I Know」の動画を見ると、曲調やステージの雰囲気などが1990年代を輝かせた全盛期のJ・POPの雰囲気を漂わせている。こんな感じで全盛期のJ・POPはK-POPに影響を及ぼし、今につながってきたと受け止めることも出来ようか。ただ、欧米の音楽を受け入れる時期が異なったことで、音楽の受け止め方やスタイルの好みの違いが生じているのも確かだろう。それがK-POPとJ・POPの違いを生んだのだろう。韓国と日本でいうならヒップホップとロックのように…。
　今日聴いた9曲は米ローリングストーン誌が選んだ9曲だが、米ローリングストーン誌が選ぶ「史上最高のボーイズグループ曲75選」に9曲もの音楽が選ばれたのはなぜだろう。

　9曲のうち4曲、BTSの曲が配されている。BTSの曲がまず選ばれて他ボーイズの曲もそれに合わせて選び出されて来た気がしないでもなかった。
　BTSの曲をノミネートしてるうち、BTSが登場してからのここ数年のK-POPでなく、K-POPの発展過程を彩った曲も網羅してみようとなったのではないか…？
　キーワードはBTSのパフォーマンス力。
　順序的には年代の古いソテジワアイドゥルに始まる。だが実は今のBTSのパフォーマンスイメージがまずあって、イメージ近いボーイズの曲が選び出されたのではないかと…。
　BTSとBIGBANGは好対照なくらいイメージが違う。だが、イメージの異なったところだけバッサリ切り取れば、両者は意外と近い関係になれるのではないか？　BTSを除いてもっとも世界的な人気に近づいたのはBIGBANGだったし…。
　他のボーイズ（INFINITE 、東方神起、SHINee）はごく普通にBTSに近いイメージを持っている。
　ヒョンラインの音楽とラップがあるから全然違って見えるのだけれども…。