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GPシリーズ、スケートアメリカから(女子)


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【10月21日 AFP】12-13フィギュアスケートGPシリーズ開幕戦スケート・ アメリカ(Skate America 2012)は19日、米ワシントン(Washington)州ケント(Kent)のショウェア・センター(ShoWare Center)で女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、米国のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が60.61点で首位に立った。

 2位には58.93点でロシアのアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova)、3位には56.63点で米国のクリスティーナ・ガオ(Christina Gao)がつけた。

 日本の今井遥(Haruka Imai)は49.90点で7位につけている。(c)AFP
(フィギュアスケートニュースより)

 アメリカ勢に勢いを感じた。
 特にアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)の好調ぶりが目立った。まるでGPファイナルをすべっているような切れのある演技を見せていた。昨シーズン、ブライアン・オーサーの指導を受けたクリスティーナ・ガオ(Christina Gao)も注目株へと成長してきたようである。キムヨナに似すぎているのは弱点かもしれないが、ジャンプ、表現力ともに安定している。フリーはこれといったミスもなく演技していた。ただ、こぢんまりまとまっている印象はぬぐいがたい。亜流でなく自分らしい演技をどう見つけ出してくるかだろう。
 反対にロシア勢は元気がない。ケガを怖れているのか、新鋭のソトニコワはベテランみたいなすべり方をして物足りなさを感じさせた。
 レオノワも調整不足で出遅れている。SP演技の不出来に落胆していたが、FSでも精彩を欠いたところを見ると本調子ではない。昨季、世界選手権2位の選手である。
 レイチェル・フラットを見ても思ったが、この競技はオフの過ごし方が難しそうである。

 今井遥は好きな選手の一人だが、結果がついてこなかった。
 表現力はぐんぐん増している。SPでもFSでも全体としての演技力は上位に来ると思う。ただ、演技の流れのよさもジャンプの不安定さでだいぶ損をした印象だ。ジャンプの前後が全体の流れをギクシャクさせてしまうところがある。
スーッとジャンプに入り、何事もなかったようにそこからスムーズに出ていく。ここを克服すると彼女の演技も評価もグーンとよくなるだろう。




2012 GPシリーズ スケートアメリカ結果

1 Ashley WAGNER USA  (SP) 60.61(1位) (FS)127.76(1位) (Points)188.37

2 Christina GAO USA (SP) 56.63 (3位)(FS)117.62 (2位) (Points)174.25

3 Adelina SOTNIKOVA RUS (SP) 58.93 (2位) (FS)110.03 (3位)
(Points)168.96

4 Valentina MARCHEI ITA (SP) (5位)(FS)104.78 (6位) )(Points)158.79

5 Haruka IMAI JPN (SP) 49.90 (7位)(FS) 108.72 (4位) ) (Points)157.72

6 Mae Berenice MEITE FRA (SP) (4位) (FS) (7位) (Points) 155.95 4 7

7 Alena LEONOVA RUS (SP) (9位) (FS) (5位) (Points) 153.49

8 Viktoria HELGESSON SWE (SP) (6位) (FS) (8位) (Points) 144.85

9 Rachael FLATT USA (SP) (10位) (FS) (9位) (Points) 136.09

10 Sarah HECKEN GER (SP) (8位) (FS) (10位) (Points) 134.09
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