雨の記号(rain symbol)

ソロよりガールズグループ向きのチョン・ソミ







 ソロよりガールズグループ向きのチョン・ソミ
Jeon Somi is more suited to a girl group than a solo career






「やりたいことなら、時間がかかっても絶対にやらなくてはいけない性格だと思う。…お姉さんたちのスラムダンク2を通じてもう一度ガールズグループに挑戦したい」
 とチョン・ソミは語っている。


 チョン・ソミは自分をよく分かっているようだ。  
 『SIXTEEN』でTWICE結成の最終メンバーに選ばれながら彼女は最後にきて脱落した。

 「あの時はダンスの実力が足りなくて落ちた」と述懐している。

 番組を主導したJYP社長のパク・チニョンからじかに聞かされた話なのであろう。

 彼女がソロ活動よりガールズグループでやった方がいいかどうかについては、正直分からない。

 自分の判断基準としては、歌が上手くてビジュアルも上なら(ソロ歌手可能)、歌はまあまあ、ダンスは上、ビジュアルも上ならK-POPガールズ向き(有望)としたいところである。

 つまり、歌、ダンス、ビジュアルのうち、二つは(上)でないと売れる歌手にも、ガールズのメンバーにもなれないと言ったところである。


 チョン・ソミはビジュアル(上)、歌(上)、ダンス(何とか上)と、間違いなく(安定)のレベルである。

 だったら(上)三拍子揃ったチョン・ソミはソロでもガールズでも、どっちでいっても優等生レベル、ということになる。

 オーディションやれば当然ながら上位に浮上するメンバーには違いない。

 だが、間違ってならないのは、三つの条件が揃っているからアイドルデビューすれば必ず売れるわけではないのだ。

 三つの条件を満たしていながら売れなかったアイドルはいくらでもいるという話である。

 
 I.O.Iはチョン・ソミがセンターにいたからこそ、あれほどの成功を見たと言ってもよいかもしれない。

 他メンバーの個性がそれぞれに魅力を放ったのも、センターに安定した存在感を持つチョン・ソミがいたからだった。

 当人の輝きは銀色だったかもしれないが、ファン(人)を引き付ける力がチョン・ソミにはあった。

 チョン・ソミを中心にI.O.Iと類似のガールズが構想されるなら、そのガールズは成功への道を歩みだすかもしれない。

 ただ、ファンはI.O.Iのステージを見てしまった。
 基幹的には短かったがそれなりに楽しんでしまった。

 そしてI.O.Iから派生したガールズが凌ぎを削っている。

 I.O.Iのようにチョン・ソミがセンターで活躍するガールズグループを見てみたい気はする。

 しかし、チョン・ソミらのガールズが活躍できそうな場所も雰囲気も今はなさそうである。

 チョン・ソミの出番は、I.O.Iの流れを汲んだガールズらの活動が落ち着いた頃になるかもしれない。

 待ちきれないなら、ソロでの出番となるかもしれない。



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