日日不穏日記gooブログ版

徐々に回復基調

 軽く飲んだだけなんだけど、7:30過ぎまで熟睡zzz2。午前中は糖尿病外来に中央病院へ。血液検査の数値は、忘年会が続いた割にはまずまず。後は出かけず、ゆっくり休み、本を読む。薬は確実に効いているようで、体は格段に楽になる。
 中島岳志『パール判事』(白水社)読了。一部の実証的研究の他は、大東亜戦争肯定論の文脈でしか紹介されることのないパール判事に正面から取り組んだ労作だと思う。パール判事は、日本の戦争を肯定したのではなく、「日本は道徳的に責任はあっても、法律的には責任がない」という“法の正義”の立場から、“A級戦犯の無罪判決”を下したのであって、大東亜戦争肯定論とは一線を画していたと論じる視点は新鮮。当然右派からは批判されるよね、この本は。今までさ、左派が東京裁判を正面から論じず、パール判事を無視してきたことが、今の東京裁判否定論の跋扈を許してるわけで、著者はたった一人で孤軍奮闘してる感があるね。この本は僕にとっては◎。

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 写真集『廃墟ノスタルジア』は小林伸一郎氏の廃墟美の写真集とは違った味わいがあって、これも◎。続いて雑誌「ワンダーJAPAN」を眺める。今日は出かけず、これまで溜まった本をゆっくり読む時間に費やす。
 本やタウンに『暴走する「地球温暖化」論』を注文メール。「地球温暖化、遺伝子組換食品、添加物等々が環境や健康を破壊しているというのは本当か。各界の専門家が「最大のタブー」に挑戦」とある、いかにも文藝春秋が出しそうな本。ただ、アル・ゴアの『不都合な真実』にはイギリスの高等法院の出した9つの批判(関連リンク)があるし、ビョルン・ロンボルグの批判もある。ま、政治的プロパガンダの匂いは映画館で見た時にも感じていたし、当然まっとうな批判はあってしかるべき。
 
 安定剤はだいぶ効いてきたみたい。明日から、年末の変則日程での配送が始まるしね。とりあえず体調は整ってきた。やれやれ間に合ったね。ホッとしたよ。

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