↑靖国神社境内にあった「純ちゃんの黒糖改革まんじゅう」()結構売れてた・・・
小雨が降る中、長野駅近くの平安堂前から高速バスで新宿へ。新型バスで極めて快調、九段下の靖国神社に着いた頃には快晴と相成る。団体客が多いのか普段は休日でも大祭などを除けば、比較的閑散としてるのに人出がいつになく多い。逆光という“逆風”の中、カズヒロ君に境内のポイントの撮影を依頼。以前に境内を取ったときは、画像が真っ黒で全然使えなかったからなぁ。靖国というといかにも政治的な空間という見られがちだけれども、いかにも憩いの場って感じ。都心にこれだけまとまった緑はないし、今日みたいな快晴で心地よい風が吹いてると余計そう思うね。参拝を済ませ、無論、遊就館に入るとそういう感じは一転、戦争ミュージアムという色彩が鮮明になるのだが。初めて展示を見ると、この空間は相当インパクトがあると思う。日本近代史と欧米列強の動き、日清・日露戦争の展示、記録映像の放映、当時の戦車や飛行機、そして遺影・・・。他の平和施設などとはまるで違うこれらの展示物もまた近代史を知る視覚を提供してくれる。靖国の歴史観を無批判に受容すること(大東亜戦争肯定史観)には南京事件の展示(南京攻防戦→陥落のみ取り上げ、“大虐殺”を肯定的であれ、否定的であれ全く言及しない)への違和感やA級戦犯への記述がないとか一応解説しておく。昼食は館内の茶寮・結で海軍カレーと海軍コーヒー。レトロな味を堪能。かなり急ぎ足だったんで落ち着いて展示は見ることは出来なかったんだけど、カズヒロ君たちは、時間があればもっとゆっくり見たかったようだ。真剣に見れば半日がかりだと思うしねェ。ここで彼らと別れて各自自由行動。オレは遊就館の売店で、遊就館オリジナルの冊子『日露戦争百年』とパンフレット『靖国神社を考える』に『パール判事の日本無罪論』とのらくろグッズと海軍カレーなどを。境内で「靖国人形焼」をウチへの土産に。時間がないので神保町は諦め、新宿に戻って紀伊国屋書店本店でじっくり本選び。『ブログ・ジャーナリズム』と『生協再生と職員の挑戦』をレジへ。さらに模索舎に行って「月刊:社会運動」(市民セクター政策機構)のバックナンバー4冊と「天皇の名のもとに」という“南京大虐殺”を取り上げたビデオ(50分:6000円)が思わず見つかり、迷った末、購入。これ、製作元では品切れでオークション含めて現在では入手不可。いつ買えるかわからんから、思い切ってというわけだ。夕飯は渋谷の雛鮨で寿司の食べ放題と飲み放題(90分:5500円)を堪能。たまにゃ良いでしょう、こういう贅沢も。
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