
午後は前にも書いた六ヶ所村ラプソディーの自主上映会へ。約2時間の映画は原発からの使用済み核燃料を再処理する再処理工場のある六ヶ所村に長期ロケを敢行、そこに住む様々な人行ったインタヴューをドキュメンタリーにまとめたもの。


会場には反原発団体のチラシなどが多く並べられていて、いかにも反対派の映画?って(少なからぬ観客も)雰囲気が漂っているけれども、実際の映画は協力者に反対派が多いという側面はあっても、その手の映画に付き物のアジテーションとは無縁に、そこに生きる人の“肉声”を拾っていて好感が持てた・・・けど、疲れてて一部寝ちゃったんだけど・・・。200人以上収容できる会場はほぼ満席、盛況!
映画の後行われた監督の鎌仲ひとみさんの講演では、再処理工場の稼動という事態になし崩しに進んでいく六ヶ所村と今の日本(改憲など)と重ね合わせる現状への危機感が語られていたように思えたんだけど、核燃反対を六ヶ所村で運動してるのがたった数人の圧倒的少数ってことに正直驚く。かつて反原発のうねりが広がっていた時はタイヘンな反対が渦巻いていたというのにね。
パンフレットと映画を特集したミニコミ「ヒューマンネットワーク虹」などを買い求める。まだまだ知らないこと忘れてしまったことが多すぎる。六ヶ所村の再処理工場は今年11月に本格稼動するのだという。