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青いバラから、GM表示問題まで

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 11月3日にサントリーが遺伝子組み換え技術を使って開発した世界初の“青いバラ”を発売。「1本3150円と一般のバラの約10倍の高値」にも関わらず、11月の予約はほぼ売り切れなのだとか。

 あぁ、鳩山首相も来日したオバマ大統領に青いバラを送ったそうだね。テレビ見ないから、いつ大統領が日本に来てたのかすら知らないんだけどさ。

 鳩山首相は花言葉の「夢かなう」にかけ、オバマ大統領に「共に友愛の精神を持って、世界に夢を与える協力関係を築きたい」と話したという・・・だって。ううう、友愛かぁ。

 中部地域は愛知県だけの販売だから、入手は無理。サントリーのサイトを見たら、オンラインでも売り出すようだから、そうしたら、真っ先に買うよ。開発の過程で生まれたのが、青いカーネーションなんだけど、その辺の経過は、今年の春にお台場で開かれた「遺伝子組み換えシンポジウム」でじっくり聴かせて貰ったから、今回の発売には、感慨無量。



 さて、遺伝子組み換え技術には賛否両論がある。反GMを旗印にする一部生協もあれば、多くの生協は基本的には容認の姿勢。安全性に関しては「最新の科学的な知見等に基づき、常に見直しを行いつつ、確認をして行くことが重要」「食料重要の増加に対応する手段として、不可欠な存在であることが、国際的な共通認識である」ってのが、ウチの連合会の基本的見解。

 渡辺宏さんのメルマガで毎日新聞が「飲料メーカー大手が、清涼飲料水の甘味料として、遺伝子組み換えしたものが混ざった「不分別」トウモロコシが原料の「異性化糖」を使っている」ことをわざわざ報道したことを紹介。

 また、毎日新聞かぁ・・・って思わず溜息。そりゃ、一般消費者は知らないだろうけど、多少組み換え食品について予備知識があれば、常識の範疇。報道する価値なんてありゃしない。

 だったら、緑茶飲料の酸化防止剤に使われてるビタミンCだって、そうじゃない?まぁ、遺伝子組み換え表示が不十分だって、議論には多少は与しても良いよ。

 表示義務のない豆腐や醤油、味噌に「不使用表示」がなされてる“優良誤認”は、おかしいと思ってる。

遺伝子組換え食品って何だろう? ~その仕組みと安全性~[内閣府](紹介ビデオ)

 ただ、不安を煽るだけの無責任報道は、いい加減止めにしない?いくら子会社が、●●学会の機関紙の委託印刷を引き受けてて、それが切られればたちまち、屋台骨が傾くような経営状態にあるようなメディアであってもさ、矜持はないのかね、ん?

 ま、組み換え食品の問題についてはまた書こう。いつになるかわかんないけど。

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コメント一覧

もこみち
>「そう遠くない将来に、中国でメラミンと同じ道徳感でこの技術の悪い成果がかならず出てくる」とまで、心配はしていませんが

講演の中では、中国人がアメリカや世界の技術を貪欲に吸い取っているとの指摘が専門家からされており、ある程度の技術力は有していると見た方がいいよ。
その上で、中国でどのような開発がされているか、また管理やコントロールが行き届くかというとすごく不安ですね。私はコントロールされている技術は問題はそれほどないとは考えますが、中国のモラルのなさはちょっと・・・
ちなみに、中国のインフルエンザ死者の数さえまともに発表されてないようだね。

夢の技術って言ったて、BT剤が入ったGMも結局は「農薬も使って下さい」「他の殺虫成分も組み込みましょうか」という事態になってきて、農水省のお方も「遺伝子組換えは一つの手法」とまでトーンダウン・・・

GMもそれほど有能ではないということもわかってきたことも事実。かなり推進派は大げさに言っているのは、研究費目当てなんでしょうね。笑
haikyotansaku
よくそんなところにまで、顔を出してますねぇ。遺伝子組み換え作物の輸入が開始されてから、13年。この期間が、組み換え食品の安全性を担保するのに長いのか、短いのかはわかりませんが、医薬品レベルの食品まで開発がどんどん進められていく(実用化はまだまだ先にしても)現状をどう考えたらいいのか。

進みすぎる技術開発に安全性の評価が追い付くのか?春に推進派のシンポを観にいきましたけど、ちょっと楽観的に過ぎるかな・・・夢の技術と持て囃していいのかな?とまぁ、若干の戸惑いを感じはしました。

「そう遠くない将来に、中国でメラミンと同じ道徳感でこの技術の悪い成果がかならず出てくる」とまで、心配はしていませんが、仮に何か危惧されるような事態が起きたとしても、それが、遺伝子組み換えに由来するものなのか判断するのは難しいでしょうね。

それでも遺伝子組み換え作物抜きの食生活はあり得ない現状は、さらに進んでいくでしょう。好むと好まざるに関わらず避けがたい未来です。
もこみち
消費者団体も行き過ぎてるけど、リスコミをしている安全推進派のやり方もひどいもんだ。この間2か所で話を聞いたが、BT耐性害虫など起こっていないとはったりを言う推進派には参った。別のところで聞いた身内のコメントと違うじゃないって呆れた・・・
リスコミの場でも小島氏が、「ニュージーランドの有機栽培のキウィ生産者はBT剤を使う。それを食べ続けて何にもないんだからBT剤入り遺伝子組み換えも大丈夫!」ってなトンデモな話をしていた。思わず絶句したけど、安全食品員会の唐木氏が何も訂正しないのは、あれは確信犯だね。
農薬はまいてそのまま食べないから、消費者が食べる頃にはほとんど残らないし、キウィの実まではそう染み込まない。だから、小島氏のコメントはトンデモなのだ。それをあたかも食経験があるかのように言っているのが笑えた。常に昆虫を殺せるだけの高濃度を植物内に備えているGMとは話が違いすぎるが、唐木氏の消費者には正しい理解など必要がないような姿勢には呆れたよ。

消費者団体も推進派もいい勝負だよ。
それと遺伝子組換えを安全だとは推進派も言っていないのには注意が必要。管理されていて安全なのだ。そう遠くない将来に、中国でメラミンと同じ道徳感でこの技術の悪い成果がかならず出てくる。
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