午前中に心療内科に薬を貰いに行く。“雪深き北信濃”中野市の筈だったんやけどね、雪全然なし。そう言えば、首都圏も雪降らないで雨だったんだっけ。
ニュースはもっぱら津波一色だったんやけど。
何はともあれ、お昼は西友で買った弁当で済ませ、生協企画の「食の安全シンポジウム」へ。
講師は畝山智香子さん(国立医薬品食品衛生研究所)と松永和紀さん(科学ライター)の2人。その講演を受けて、組合員理事を交えて、ディスカッションって内容。
シンポジウムが始まる前に、先日懸賞で当選して最新刊を送ってくれた松永さんにお礼の挨拶。あと生協のスタッフや役員と軽く話す。
正直に言おう。殆ど今日は畝山さんの独り舞台だった。
やっぱり新聞記者出身で、そこから科学ライターになった松永さんと、研究者としてのキャりアが長い畝山さんでは役者が違う。
「安全な食べものってなんだろう?」と題して食品中の発がん物質について喋った畝山さんの話はかなり専門的で敷居が高い。話をしっかり理解出来た人は会場の中でもごくわずかだったと思う。正直僕も分からんかった。
ただ、危険だと言われてきた食品添加物や残留農薬はしっかり管理されていて危険性は全くない。食経験があるとは言っても、食品そのものの方が遥かにリスクが高い・・・畝山さんの話の肝はココ。
食品って昔から食べ続けてきたものだから安全性は確立されている。逆に添加物や農薬は“異物”だから、避けた方が良い・・・これが僕が生協に入った時の常識だったし、かつては、そういう運動を進めてきた。
今でもそう言い続けてる運動は、根強くある。でもそれは×。
食べ続けてきたって言ったって、平均寿命が80を超えるような時代ってかつてはなかった。だから、今までの経験はアテにならない。って言うわけ。
肉を炭焼きにすれば、発がん性は一気に上がるし、タバコはもちろん、アルコールもリスク要因、コーヒーだってそう。ヒジキはヨーロッパで発がん性ありとして問題にされてるのは有名な話。
結局の話、そういうリスクはあっても、特定のものを食べたり、排除したりしないで、リスクを分散させよう、バランスよく食べようってのが結論・・・簡単に言えばね。
「細かいこと気にしないで、あれこれ考えない方が良い」って言い切っちゃう。
あれだけ難しい話して、辿りついたところはそこかい!って突っ込みたくなる内容で、最後の方では畝山さんの言いたい放題に後ろの方がざわめきだす。
いや、僕は前から2列目にいたから、会場全体の様子は分かんない。ただ、そう感じたんだ。
質問は?ってんで、真っ先に手を上げて、韓国で甲状腺ガン患者が急増している背景について訊く。丁寧な回答を頂き、感謝。マニアックな内容なので、そのやり取りは略。ま、面白かったよ。僕にはね。
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