日日不穏日記gooブログ版

チャイナフリーを実践すれば

 連日、うなぎのことばかり書いてるけど、昨日は「中国産うなぎを四万十川産」と偽装していたインターネット販売会社が偽装を否定した後に、解散。在庫も全部処分してしまったという、これまたひどい偽装事件が発覚。この事件を告発したのはネット上でさまざまな情報を発信してる“きっこ氏”と言われてるけど、過去の「きっこの日記」にうなぎの産地偽装に関するエントリーが書かれてる(そのまんま偽装大国)。
 読んでみると今のマスコミ報道で書かれてる論点が、去年の9月の時点で詳しく書かれてて、読んでてびっくり。 



 で、今日はまたまた中国産うなぎをスーパーで買ってきて食べましたよ。ざっと売り場を見たところ、国産が7で中国産が2、台湾産が1って感じ。正直に中国産を売ってることには感心したけど、それでも、国産と中国産の割合が逆でなきゃ、実態に合わないよねぇ。
 お味の方は・・・ううん、安いだけあって、まずくはないけど、“それ相当のお味”ってところ。生協に来週出す注文は土用の丑の日のうなぎ特集。今回はちゃんと注文しますよ、<生協の静岡産うなぎ>を。



 『中国B級スポットおもしろ大全』(新潮社)を読了。無意味ともいえる巨大建造物、ディズニーだけじゃないパチもんの数々。本来なら著作権の無法地帯って、怒るのが正しい対応なんだけれども、これだけスケールが大きいと笑っちゃう・・・というのもある面、健全な向き合い方なのかも。
 久々に広告を見て欲しくなったのが、サラ・ボンジョルニ『チャイナフリー』(東洋経済新報社)。溢れかえる中国製品なし(チャイナフリー)の生活を決意した著者が、あらゆる生活の不自由に直面しながら、その体験を綴っていくというこの本の紹介を見て、すごく欲しくなり、平安堂の若槻店で早速購入。
 中国商品の拒否を煽る本は多いけれども、いざそれを実践しようとすると、どんな困難を強いられるのか・・・ということに触れた本は、この本以外にはおそらく皆無。これは面白そうだ。

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コメント一覧

haikyotansaku
“稚魚から成魚までの国内一貫生産”ではありますが、稚魚に関しては、輸入ものに加えて国内のものを一部仕入れているというのが現状ですね。稚魚まで自給するというのは、国内の供給量が少なくて、現状では無理です。そういう点では<純国産>ではありません。
店舗ではたぶん、中国産は扱っていると思いますよ。
もこみち
生協はほとんど「国産」で売っているけど、「100%国産です」と言い切ったらたぶん嘘になるんでしょうね。
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