日日不穏日記gooブログ版

偽装は減らせても…

 今日、拡大中に見せたチラシでうなぎの話に。何せ今週配布のチラシは一面どーん、と生協のうなぎの大特集。これだけ偽装が叫ばれてる場面で、一面うなぎ、というのはいかにもタイミングが悪い。当然、生協のうなぎの特徴をちゃんと話して、「味が全然違うんです!一度試してみてください!」と訴えたわけなんだけどね。
 
 さて、絶えることのない食品偽装。これをなくす手立てはあるのだろうか?「不正は絶対に許さず、厳重に取り締まる。不正を行った企業は、大きな社会的制裁を加えられる。このことが食品偽装の再発防止の切り札になることは間違いない」・・・というのは確かに正論。ただ、それで偽装を根絶できるのか、って言えば、たぶんそれは無理。



 うなぎを例にとれば、僕が買った中国産うなぎは490円、隣にあった国産うなぎは1280円と価格差は2倍以上。それでいて品質も加工技術も味覚もほとんど差がない・・となれば、見分けるのは至難の業。内部告発がなければ、まずバレることのない偽装に悪意があれば、誰でも手を染める可能性は十分ある。
 規制強化は多額のコストを必要とするし、商品回収が続出し、廃棄商品の山が出来るだろう・・・食糧危機が叫ばれる中、それが果して正しいとなのだろうか?と考えてしまうのだ。

 さて、きのう書いたマラカイトグリーンについて、うなぎを見れば日本が見えるの「マラカイトグリーンの検出」では、いわゆる“発がんリスク”について論じているのだけど、一読をお勧め。無論、検出されてはいけない抗菌剤が残留していたことは問題であることは前提として、それが危険なのか、ということは別の問題。結局、「消費者としては、ウナギの蒲焼きを食べるのでしたらむしろ焼き過ぎや食べ過ぎに注意した方がいいでしょう」・・・という程度のリスクだってこと。この際、あえて中国産を表示してる正直なうなぎを食べてみようかって、今思ってる。そんな勇気のある小売店があるかどうかが問題なんだけど・・・ね。

 オークションで落札した某生協のバスタオル(300円で落札)が届く。デザインはいろいろ事情があって、伏せときますbikkuri。コープネットでもどんどんキャラクターものを出してほしいよね。

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コメント一覧

haikyotansaku
生協のうなぎは大隅産か静岡産に迷った末、静岡産にしました。製造の履歴を遡れるのは生協のうなぎの特徴ですが、シラスウナギの高騰で、今年はかなり(売り上げ)目標が下がっているようです。生産者が苦労している商品なんで売れてほしいと思ってるんですけどね。
haikyotansaku
わからないように写真に撮ったつもりなんですが、わかる人にはわかるもんですね。コープデリもだんだんグッズは出始めてますが、まだまだこれからですね。せっかくのキャラクターなので、もっともっと売り出してほしいものです。
chiamama
http://blog.livedoor.jp/kcoop/
そのタオルのキャラクターの生協の利用者です。
実は結構ファンなもんで、バスタオルの
他シャーペンや保冷バッグ体操DVDなんか
持っています。
ほっぺたクンのもいろいろ出るといいのに。。
カワイイじゃないですか。

>偽装

コープの大隈産のやつは、袋に製造ロットが
打ってあって育った池まで検索できる
らしいです。

ここまで徹底していていれば偽装の
余地なし、って気がするんですが。
今年の土曜の丑の日は、やっぱり
コープにしようかなあ。
haikyotansaku
データーがもっとあれば、より説得力のある結論が出たんでしょうけどね。いくら毒性が低くても、抗菌剤が残留してるうなぎに、安心できないという心理は、まぁ当然でしょう。
それに「たくさん食べ続けても問題ない」って言い方は心理的にはなかなか説得力は持ちにくいでしょう。完全に抗菌剤が残留しない状態を輸入うなぎに求めるには、時間がかかるでしょうし、抵抗なく受け入れられるには、さらに時間がかかるでしょう。それは仕方がないことだと思っています。
もこみち
うねさんの記事を見ると「あれっ」と思う内容がある。腫瘍が2倍に増えるかもしれないとした実験数値91mg(マウスに食べさせた量)で結論を出してはいるが、その下は0mg。その間の量0~91mgは実験もされてはいないし、無視している。ちょっと説得力に欠ける。ただ、一過性なら問題はないけどね。
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