さて、絶えることのない食品偽装。これをなくす手立てはあるのだろうか?「不正は絶対に許さず、厳重に取り締まる。不正を行った企業は、大きな社会的制裁を加えられる。このことが食品偽装の再発防止の切り札になることは間違いない」・・・というのは確かに正論。ただ、それで偽装を根絶できるのか、って言えば、たぶんそれは無理。
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うなぎを例にとれば、僕が買った中国産うなぎは490円、隣にあった国産うなぎは1280円と価格差は2倍以上。それでいて品質も加工技術も味覚もほとんど差がない・・となれば、見分けるのは至難の業。内部告発がなければ、まずバレることのない偽装に悪意があれば、誰でも手を染める可能性は十分ある。
規制強化は多額のコストを必要とするし、商品回収が続出し、廃棄商品の山が出来るだろう・・・食糧危機が叫ばれる中、それが果して正しいとなのだろうか?と考えてしまうのだ。
さて、きのう書いたマラカイトグリーンについて、うなぎを見れば日本が見えるの「マラカイトグリーンの検出」では、いわゆる“発がんリスク”について論じているのだけど、一読をお勧め。無論、検出されてはいけない抗菌剤が残留していたことは問題であることは前提として、それが危険なのか、ということは別の問題。結局、「消費者としては、ウナギの蒲焼きを食べるのでしたらむしろ焼き過ぎや食べ過ぎに注意した方がいいでしょう」・・・という程度のリスクだってこと。この際、あえて中国産を表示してる正直なうなぎを食べてみようかって、今思ってる。そんな勇気のある小売店があるかどうかが問題なんだけど・・・ね。
オークションで落札した某生協のバスタオル(300円で落札)が届く。デザインはいろいろ事情があって、伏せときます
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