母であり妻であり女である私の・・ひとりごと

38歳と35歳の息子と時々、私の息子に間違われるダンナ・・自転車ライフを出来るだけ楽しみたいネ♪

見守るということ

2009年01月23日 | 健太
いい天気だ~~

でも・・週末は『雪マーク』になってます・・

ダンナは・・私の「目」を見て・・
朝も昼も夜も・・いつでも・・プッって笑います

昨日の「ひとりごと」を読んでたダンナは・・・

最後の画像が・・
ドド~~ンと出てきたとき・・

ビックリ飛び上がってイスから・・転げ落ちてたもんね

そこまでの「イアクション」・・いりませんが・・

「おぉ~~ビックリしたぁ~~」って・・

バケモノと遭遇したみたいに言わないで


昨日の夜・・伸助と小学生達の「トーク番組」を見てました・・
最近の小学生・・・スゴイっすね・・


言いたいこと言ってたけど・・

学校の先生に対して「先生になる資格もないのに先生になってて・・頭だけじゃなく・・ちゃんと性格も見て採用してほしい」って・・小学生が・・偉そうに発言してたけど・・

アレ・・全部・・家で「親」が言ってるの・・聞いてるんだろーーね・・

親は・・・しっかりしないと・・

子供の前での学校の先生批判は・・「しちゃいけない事」だよっ・・


いじめの問題の時に・・紳助が
「いじめは、学校の先生が見抜くんじゃなく・・親!親なんですよ」って言ってた・・


私もその通りだと思っていたから・・

親がどれだけ・・自分の子供の事を見つめているか・・
普段の行動や顔色・・会話・・ソレで・・チョットした異変が必ずあるのに・・

ソレに気づけないのは・・悲しい事なんだと思います・・


子供には子供なりの「プライド」があるからって・・紳助も言ってたけど・・
その通り!!

親には絶対に知られたくない事あるし・・自分でなんとかがんばろう!って気持ちもあるんだよ・・


でも・・・たかが・・10歳前後の子供には・・なかなか自分の力だけでは
どーにもならん事もあるもんね・・

そんな時に親が気づいてあげないと・・誰が『助け舟』を出せるのですかって・・
思うよ・・


健太・・・・・

12歳・・・

ありましたね・・そんな事が・・



当時・・「ミニバスケット」の学童スポーツをしてました・・

4年生の時に「バスケットを始めたい」と言う健太に

「しなくていいよ・・小学生のうちは。・・一杯遊びなさい」って・・
一度・・却下・・


私は小学生の間は・・たーーくさん遊んだほうがいいって思っていたから
そしたら・・5年の夏休みが終わった時に
「やっぱり・・やりたい・・見学だけでも行ってきていい?」と言い出した


見学から帰宅した健太は
「やる事にしてきた


「え??・・こんな中途半端な時期に・・入っても・・大変やよ・・」

「でもがんばる!

夏休み一杯・・思う存分一緒に遊んだ友達数人と一緒に

健太は5年生の秋から「ミニバスケット」に入団しました。


週5日・・・楽しそうに通ってました・・

自分でやりたい!と言ったから・・
練習の厳しさに弱音を吐くことなく・・
黙々と・・・練習に取り組んでた・・

5年の冬前から・・6年生のリギュラーメンバーの中に入り・・練習が始まりました・・


この『記念すべき日』に私もダンナも東京出張で留守だったんだけど・・

夜・・電話をすると・・

嬉しそうに声を弾ませて「オレ・・今日からレギュラーチームの中に入っての練習になった」・・って
電話の向こうの嬉しそうな健太の顔が浮かんでくるほど声が弾んでた

クールな健太のあの・・嬉しそうな報告・・
電話ではなく・・その日・・顔を見ながら話しを聞きたかったなぁ~って思ってたもんね・・


そして・・その後に健太に悲劇が・・降りかかってくるんだよね・・


6年生になりクラス替えがあり・・

ミニバスケの中でも「ヒーロー的」存在のA君と・・
初めて同じクラスになった・・

A君は『顔はジャニーズ系」のイケメン
通信簿はオール「A」
運動神経抜群・・
学年でも・・超噂の少年でした・・・



私も経験した事あるけど・・
頭がよくてプライドの高い子って・・わりと・・「いじめ」するんだよね・・


健太は小さい頃から友達が多く・・
大きなトラブルとかもなく・・過ごしてきたんだけど・・

6年になって・・2ヶ月した頃・・


「頭が痛い」って・・・学校を休んだ・・
そんな事・・6年間なかったんだよっ・・
発熱以外で体調不良を訴えるなんて・・


頭が痛い??
かぜ?

その頃・・学校代表の運動会の長距離選手に選ばれてた健太だったので・・
運動会の練習やら・・水泳やら・・バスケやら・・で
疲れたのかな?と思い・・

1日・・休ませ医者へ連れて行きました。

でも・・その時にわかった・・

「仮病」・・・

本当に痛かったのだろーーけど・・休んでいいよって言ったら・・
顔が『穏やかに』なったからね・・・

う~~ん・・・
きっと・・学校で何かあるんやなっ・・


夜は・・「頭痛い?」って聞くと
「今は痛くない

「よかったね~・・疲れたんやね明日は学校行けるね


・・わからん・・」

やっぱり・・学校で何かあるんや・・


次の朝・・

予想通り・・頭痛を訴える健太・・・

でも・・心を鬼にして・・

「今日は大丈夫!・・行ってきなさい・・薬もあるし・・もし・・我慢できんほど痛くなったら保健室に行って・・それでもダメなら・・お母さん・・迎えに言ってあげるから」と言って・・


しょんぼりとする健太を学校へ行かせた・・・


その後・・すぐに学校へ電話・・
担任の先生に話しをしました・・

「何か・・教室で変わった事はないでしょうか?かくかくしかじか・・こーーなんです~」
って先生に相談したら・・

「え~・・健太君・・いつも友達と楽しく過ごしていますし・・その友達もみんないい子ですしね~・・教室では元気に楽しそうにしてますけど・・わかりました!私の気をつけてみてみます」って言ってくださいました・・

健太はその日・・早退せずに普通どおりに帰宅・・
帰宅した健太の顔は・・晴れ晴れしてた・・


夕方・・先生からの電話でビックリ・・

あの超優秀な噂のA君から・・個人的・・健太集中のいやがらせがあったみたい・・


先生いわく・・A君は健太にひがみを持ってるみたく・・
健太もA君に負い目を感じてるみたいで・・他の子には言い返してケンカもできるのにA君には何も言えない健太がいるみたいでした・・

でも・・先生が健太に・・しっかりと話しをしてくれて
「自分に自信を持つように」って励ましてくださり・・

その時は乗り越えてた・・・・


が・・・・・その冬・・・


A君はずっと・・健太になんらかのいやがらせをしていたみたいで・・

バスケも健太がどんどんがんばるから・・

バスケの時にも・・嫌がらせしてて・・
とうとう・・大事な時期・・6年の12月・・
健太はバスケにいけなくなった・・


バスケに行く時間になると・・ゲリをしだしたり・・
学校の仕事とかでバスケにいく時間が遅れると・
「休みたい」と言い出したり・・

休みたいと行った時・・

健太と向かい合い・・話し合った・・

「時間が遅れたから行きたくないの?」

黙って首を横に振る・・
「じや・・どーして?」

「・・・・・・・・・・・
何も言わないんだよね・・

「遅れていったら叱られる?」

黙って首を横に振る・・

「監督とコーチ・・怖いが?」

黙って首を横に振る・・

「練習・・きつくてイヤなん?」

黙って首を横に振る・・

「かあさん・・・怒ってないから・・行きたくない理由・・言ってみて」

・・・・・・・・・・・・・・


ずーーーーーーーっと・・沈黙・・


「誰かに・・嫌な事されるん?」

・・・・・・・・・・・

「言ってみーっ・・怒ってないよ・・」


そしたら・・突然・・健太はポロポロっと涙を流した・・


やっぱり・・

「何言われる?母さんは健太の見方やよっ・・健太も自分に悪いところないん?」


「わからん・・


いろいろ話しを聞き出したら・・

まぁ・・ホント・・頭のいい子が「出るクギ打つ」みたいな感じの
ひがみっぽい・・いじめでしたね・・


さて・・・健太にとっての一大事!

A君以外の仲間は・・その休んだ日の練習帰り
健太を心配して自宅まで来てくれた

「今・・健太が休むと練習にならんから・・早く治して(風邪やと思ってます)出てきてくれ~」って・・

7人ぐらいで・・ゾロゾロとね・・
嬉しかったね~・・


それから健太とまた話しをして

「健太・・お前には・・あんないい友達が一杯おるやん!わざわざ家まで来てくれて・・でも・・しんどくって・・もう無理なら・・バスケやめてもいいよ・・」

健太は「やめたくない・・」

「がんばれるんや?」

「うん・・」

「よし・・わかった・・お前がちゃんと頑張れるように・・父さんも母さんも見守るよ!絶対に・・」


その次の練習から・・
今まで・・一度もかかわってなかった(バスケに対して)ダンナが・・

毎回・・健太の練習を見に行った・・
かかさず・・・・

夜7時からの練習も休みの日の練習も・・
すべて・・ダンナは見に行った・・



ただただ・・・ジッと健太の練習を見てるだけなんだけど・・

ペチャペチャといらん事は何も言わず・・
ただ・・ひたすら・・健太を見守りに行ったダンナ・・


ダンナが行くと・・A君は嫌がらせしなかったみたいで


健太は今までどおり・・はつらつとバスケをし始めました。

他の父親たちもたーーくさん・・見に来ているけど

他の父親たちとは違う気持ちで我が子を見守るダンナ・・

ゴチャゴチャ言わず・・ジッと傍にいてやるだけで・・
健太の気持ちが・・楽になったみたいです・・





伸助の話しで・・健太の12歳を思い出しました。
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