母であり妻であり女である私の・・ひとりごと

38歳と35歳の息子と時々、私の息子に間違われるダンナ・・自転車ライフを出来るだけ楽しみたいネ♪

健太の親友・グッチ

2004年07月16日 | 忘れられない別れ
04/7/16(金)

 7月15日木曜日・・PM8時4分・・・グッチは天国へ旅立ちました。

昨日の予想より、はるかに・・はやまってしまった・・旅立ちです。
昨日は、病院へ行く予定にしていませんでした。

健太の三者面談の時に担任の先生が・・グッチの状態が危ないらしい・・・と

面談どころでは・・ありません・・

すぐ、病院へ・・健太も自転車ですぐ病院へ・・
「絶対、気をつけて自転車に乗ってこられ!!」
慌ててもろくな事ないよ!

病院へ行くと、顧問の先生が
「今、血圧が30しかない状態で・・全身から出血し始めました。・・たぶん、夕方・・か・・今晩・・」
とうとう・・その時がやってきてしまうのです。

覚悟はしていても・・辛い瞬間です。
子供達は、相変わらず「千羽以上鶴」を折り続けています。
私も、昨日は、ICUの前から離れ・・子供達と鶴を折りました。

そうして・・葬式とは?・・お通夜とは??等子供達の疑問に
頭の悪い私なりに・・答えてあげて・・また、たわいのない話しをして
ゆっくりと・・・時間を過ごしました。

夜7時過ぎ、ICUの前に集合!・・緊張・・
電気科(クラスメート」の子達も集まりはじめました。
クラスの子達は、今日の保護者会で知って・・慌てて駆けつけた子がほとんど・・

健太がクラスメートの男の子に「鶴」の折り方を教えてました。
3日間も折れば・・・たいしたもんです。

みんな・・・けなげで・・いい子だなあって思いました。

みんなの祈り・気持ち・・少しは届いたはずなんだけど・・
グッチは、一人・・若くして天国へ行ってしまったのです。

ICUから出てきたグッチは、健太とお揃いで作った「高岡工芸」の刺繍のはいった「はちまき」を
頭に巻き、北信越の時に「みんなで一丸に」の気持ちで作った
一人一人がそれぞれのTシャツにメッセージを書いた気持ちのこもったT シャツをきて・・

「グッチーー」
呼んでも・・・はちまきを巻いたグッチは笑ってくれません・・
クラスメートの子達は、かなりショックを受けていた様です。

最後にグッチのばーちゃんが・・
「よーー健ちゃんと御飯食べにいっとったねーー・・まつだと御飯食べてかえるちゃーー言うて電話かかっとったがに

もう・・それもできんがなったね・・うちの子の分まで・・健ちゃん・・がんばってーー・・一緒に卒業したかったねーー」
バーちゃんのしんみり話す言葉がずっしりと・・私の胸に響きます。

ダンナがポツリと「もう・・グッチの笑顔みれんがいのーー」
いい笑顔の子でした。
グッチ・・ありがとうね・・ありがとうね・・健太の友達でいてくれて・・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 健太の親友・グッチ | トップ | 健太の親友・グッチ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

忘れられない別れ」カテゴリの最新記事