豊田第一自治会 (東京都日野市)

自然豊かな住みよい安全な町づくり

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平成26年度 総括

2015年04月11日 | 投稿記事

● 祭礼・子供山車について

今年は前夜の豪雨でふたば幼稚園のテントが壊れるなど天候に恵まれずに最悪の始まりでした。直前の出発・到着点の変更に関わらず子供会や役員の協力で何とか行うことが出来ました。悪天候の中多くの参加ありがとうございます。また役員を始め関係者の皆様のご尽力に感謝です。この経験を、悪天候時の会員や関係者に対しての連絡方法や時間をずらして変更するなどこれからの先に生かして頂ければ幸いです。

花飾りも傷んでいたので今回は、前回の物は捨てひとつから作りましたので、子供達のお絵描きに時間を割く事が出来ませんでした。事前の処理など大変な事もあり、次回の為にも万燈などは綺麗にして倉庫も整理しました。

祭礼の式典などすべてに置いて、これから先にはできない貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございます。

● 自主防災組織に関して

自治会には組織として「自主防災隊」があります。隊長は外部の消防団からお願いしています。

前の役員から引継いだこともあり多少変更しましたが、事細かに担当を役員の中から決めました。

過去の防災訓練時等で決められてものと推測していますが、実際の災害の際有効に活用されるかは疑問な所もあります。各班長が住民の命を守る為にも地域の安否確認が自治会としてやれるもっとも重要なことであります。

リーダー2,3人を決めて安否情報を集約して関係部署(市役所・消防署・警察等)に連絡し、リーダーが動ける人で適材適所に担当を振り分ける形だけにしても良いかもしれません。

● 災害時非常用薬品及び非常食に関して

非常用薬品は医療機関で災害時の支援体制を薬品ひとつひとつに至るまで事細かに決めています。

このことを踏まえて、自治会でも最低限何が必要かを考えることが重要だと思います。

非常食は、一般には3日分の備蓄が進められています。現在、自治会では水やお湯を入れて食べるアルファ米(五目御飯)200食分が備蓄しています。災害時に水やお湯の確保が難しいことも考えられますので、高齢者や前処理がなくすぐ食べられること分け合うことが出来るなどを視野にパンの缶詰を推薦します。使用期限に近付いたら行事等で提供すること出来て無駄にする事も無い利点も重要であります。また、「救缶鳥プロジェクト」という海外援助出来るものもあり検討をお願いします。(添付)ただ、全世帯の3日分の備蓄は倉庫スペースや予算などを考慮すると難しく、各家庭での備蓄もお願いすることになります。

● 防災・清掃用備品など自治会備品の活用に関して

備品は会員の物でもあります。大雪の時での除雪や家の周りでの清掃美化活動、会員でのサークル活動などでの貸出なども検討しても良いと思います。勿論、役員会の承認が必要ですが、班長さんに相談して見て下さい。

● 防災訓練等に関して

去年は防災訓練が出来ませんでしたが、秋の一斉清掃で自治会が所有する防災備品の公開を倉庫の開放をして見て頂くと共に消防署の方に防災に関してのお話をして頂きました。                            

大災害の被害は、自治会テリトリィだけで起こることはありません。近隣自治会や警察署や消防署や福祉組織との連携が重要であります。二小が避難場所になっている自治会等でまとまり合同訓練か出来ないか模索してきました。平成26年度では実現することは出来ませんでしたが、今後の自治会においては出来るよう期待します。

● 公園の美化活動に関して

東豊田公園は、自治会内にある唯一の公園ですが、美化活動は子供の安全や住みよい町づくりの為に自治会での仕事の一部と考えます。年2回の一斉清掃では多くの会員の皆さんが参加協力して下さりありがとうございます。

去年の発足時には役員会終わりと4週目の日曜日と月2回に清掃日を設けて実施していました。忙しい中で役員の参加も少なくお知らせも不十分であることもあり多くが集まって行うことが出来ませんでした。後半は、第四日曜日のみでの実施にしました。会員の皆さんにどのように理解をして頂くかも今後の検討課題であります。

見回りで不法投棄や水飲み場の蛇口に異物で塞がれていたり、不動産屋の広告が貼られていたり、便所の鍵が壊れたり、便器の目詰まりで汚れていたりとしたことがありました。その都度、市役所内「緑と清流課公園係」に連絡して対処しました。

ただ、一番の問題は湧水の量もありますが、池の中で発生する藻の多さです。公園係でも苦慮しており今回は清掃用に熊手2本を貸与して頂きました。ただ根本的な解決にはならないので池に魚を放流するなどの対策も必要です。

公園係の話では、湧水に砂も混ざって流出していて池が浅くなっているとのことです。池の底を掻きだすことも合わせて必要です。一度、公園入口に放置自転車が置かれていましたが役員さんにより警察の方に引き渡しました。

会員の皆さんで後援で気づいたことがあったら班長か公園係に連絡してください。

補足ですが、公園に花壇を設けたらどうかと、地域協働課および公園係に公園のゴミ対策にもなると思い提案しました。自治会で行うのであればと許可を頂きました。環境緑化協会にも相談をしましたが、資金不足などで手伝って頂けませんでした。ただ、花の種や堆肥位は貰えるかもしれませんので話して下さい。会員さんで興味がある方は班長さんにお伝え下さい。役員会でどうなるか解りませんが、予算で計上出来ると思います。

セブンイレブンさんのごみも多いことから、スタッフが時々清掃をしていました。感謝します。

● 掲示板に関して

第2班の所にある掲示板はほとんど活用されていません。また、川沿いの第14班の周りには掲示板はありません。

第14班の範囲に移動してもよいのですが、公園内にあれば一番皆さんが見る事が出来ると地域協働課および公園係に相談しました。なかなかいい返事は貰うことは出来ませんでしたが、移動の考えがあれば役員会で計画書等を作り各部署に提出して下さい。

● 班を1班増やしたことに関して

前年度からの懸案事項でしたので、今年から9班(30世帯)の範囲を(道路を境にして)二つに分けて川沿いの範囲を第14班として増やしました。ただ、逆転の発想で班を統合して減らす方向もありかとも…その際は、回覧の事もありひとつの班で班長と副班長を設けることも必要ですが検討の価値はありそうです。

● 会費の減額に関して

今回、繰越金等を見て400円減額しました。会費集金の際の釣銭なども考えての金額設定でしたが、詳細に渡る検討が必要と思い、敢えて会費の使われ方等をグラフでの表示をして判断材料としました。

● 会費の優遇に関して

特に災害等の防災に対してはすべての住民の自治会に参加が理想です。会費を払えない理由で参加出来ない生活困窮者を如何に自治会に加入して頂くかも考える必要があります。災害は人を選びません。

自治会では、市より補助金が一人当たり240円(去年の金額)出ています。介護家庭や母子家庭や年金生活者や市等から補助を受けている方などの会費優遇策も自治会では考える必要があります。

自治会に入りたくても「会費が払えないから自治会には入りません」とはなかなか言え無い面もあります。

常日頃のコミュニケ―ションで解決出来る話かも知れませんが、自治会でも条件付けを作るなどでの対応を考えることは必要です。大変難しいことですが、会員の方の意見もよろしくお願いします。

● 学生の自治会参加に関して

個人的会長の意見になりますが、他の自治会では、学生と協力して地域問題に取り組んでいる所もあります。

遊んでいる学生ばかりではありません。子ども支援・高齢者支援などあらゆる所で活躍している学生もいます。

自治会の地域内に中央大学の学生寮があり第14班で中央大学寮の管理人が会員になっています。勿論、地域には最大4年間しかいないから…等の意見もあるかと思いますが、自治会の活性化の為にも若い力は絶大なものを感じています。

始めは有志でもよいのですが、仕送りを受けている学生の会費優遇などをして参加をお願いすることも提案します。

話は変わりますが、お祭りの神輿会では、地元の担ぎ手が集まらなくて他に頼んでいます。今は地域のどなたでも参加できるのですが、なかなか参加して貰えない様です。地域内の学生の協力をお願いすることも学生にとっても地域にとってもよいと思います。


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