豊田第一自治会 (東京都日野市)

自然豊かな住みよい安全な町づくり

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自治会からのお知らせ

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最後に会長としての自治会の在り方について

2015年04月11日 | ひとりごと日記

3月26日に市が主催した講演会「市民によるコミュニティ再生を考える」に参加しました。

創造的な市民活動のあり方を検討するもので、自治会で基本理念では活用出来る糸口があるかと思います。

内容としては、コミュニティの拠点を如何に構築して行くかの話でしたが大学の授業の様で全てを理解することは出来ませんでした。冒頭のコミュニティ再生の説明部分を資料より抜粋して下記に載せます。


 

コミュニティ再生とは、かつて地域がひとつの共同体として存在していた時代に比較して、近代化や核家族化、個人主義が過度に進んだために、社会的に防災や福祉の領域での相互扶助システムが崩れた現状に対する地域社会復活の意味がある。またコミュニケーション能力に劣る子どもやうつ傾向の若者が増大する課題に対する対応も同時に求められている。このように期待される地域社会における人と人のつながりを、「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」と呼んでいる。

ソーシャル・キャピタルとは「集団内部または集団間の協力を円滑にする共通の規範、価値観および理解を伴うネットワーク」を意味し、ソーシャル・キャピタルが蓄積した社会は、市民の参加や協力が得られ、地域の課題を解決しやすい、いわゆる「地域力」があると言われている。これからの持続可能型社会の実現のためには。「経済促進」「環境改善」と共に「社会的な結束力」を含む3つが相互関係を持ちながら同時に発展される必要があると指摘している。つまり、コミュニティ再生とは人と人のつながりをつくり出しその関係性の強化と拡大によって、実は経済や環境、福祉等様々な領域の多くの社会的課題を解決する事が可能となる、最も規範的要素であると言えるのである。


 

4月4日は、豊田第四自治会の総会に呼ばれ参加しました。会長を連れて各自治会に紹介するのが目的でしたが当日連絡がつかず私一人で行きました。多方面から多くの方が出席しており、会員数320名クラスの自治会総会ですが地域の為に奮闘しており頭が下がる思いでした。皆が積極的に発言し粛々と整然と会議が進められておりました。今更で遅いのですが大変勉強になりました。コミュニティ再生の資料に書かれている「共通の規範、価値観および理解」を垣間見えた気がしました。

この一年、市の関係部署や消防・警察・福祉団体との話や近隣の自治会の話を聞いてようやく自治会として何をすべきかが少しだけ見えてきました。自治会の事を何も知らなく、リーダーとしての資質ない私が成行きで会長になってしまったのは間違いと今更ながら思っています。始めの頃は、過去の自治会資料や自治会に関する文献や資料を見ながら何が出来るかを、ひとつひとつの活動を見直す作業からでした。結果的には何も出来ないで終わり、役員の皆さん、会員の皆さんには大変迷惑を掛けたと思います。

 

自治会においてのリーダーの資質ですが、人をまとめる力もありますが、長年地域に住み地域に精通して多方面ともパイプをもっていて協調出来る方がベストだと思います。長年続けて来た班長の中から会長を選ぶ方法を否定する事はしませんが、若い世代の入居者が増えた中で、いきなり地域を背負った自治会の役員は大変な所もあります。これからの自治会の発展に不可欠なものは、周辺の自治会や団体との協調であり、協力関係であります。

今、色々な場面で如何にリーダーを育てるかが重要になって来ています。私の様な駄目なリーダーの元では発展は見込めなせん。

自治会内には、様々な場所で活躍している会員さんがいます。リーダーや役員となるにふさわしい優秀な人材が数多くいます。このような方に今一度、自治会の運営運用に加わって頂き、若い人達を育てて頂くことが最善だと思います。

私の考える組織は次の様なものです。(あくまで個人的意見の例で見て下さい)

班長は、班内のサークル活動や意見があれば役員会に上げることに特化する。

役員は、有志で構成する。担当は、集約し少人数で構成し特化する。

たとえば会長は前記のようなリーダーとなりうる人材、副会長は書記を兼ねて2名で出来るだけ次期リーダーになりうる若い人にお願いする、会計は1名で簿記経験者が理想、自主防災隊を含む防犯・防災担当は2名で、民生委員・消防団の現役か経験者、美化を含む公園担当は1~2名で賛同・興味のある方、行事や諸問題を担当する委員は2名程度で経験者及び地域に精通する方であります。

あくまで理想ですが、会員の皆さんも考えて頂けたら幸いです。

皆さん、一年間、ありがとうございます。


平成26年度 総括

2015年04月11日 | 投稿記事

● 祭礼・子供山車について

今年は前夜の豪雨でふたば幼稚園のテントが壊れるなど天候に恵まれずに最悪の始まりでした。直前の出発・到着点の変更に関わらず子供会や役員の協力で何とか行うことが出来ました。悪天候の中多くの参加ありがとうございます。また役員を始め関係者の皆様のご尽力に感謝です。この経験を、悪天候時の会員や関係者に対しての連絡方法や時間をずらして変更するなどこれからの先に生かして頂ければ幸いです。

花飾りも傷んでいたので今回は、前回の物は捨てひとつから作りましたので、子供達のお絵描きに時間を割く事が出来ませんでした。事前の処理など大変な事もあり、次回の為にも万燈などは綺麗にして倉庫も整理しました。

祭礼の式典などすべてに置いて、これから先にはできない貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございます。

● 自主防災組織に関して

自治会には組織として「自主防災隊」があります。隊長は外部の消防団からお願いしています。

前の役員から引継いだこともあり多少変更しましたが、事細かに担当を役員の中から決めました。

過去の防災訓練時等で決められてものと推測していますが、実際の災害の際有効に活用されるかは疑問な所もあります。各班長が住民の命を守る為にも地域の安否確認が自治会としてやれるもっとも重要なことであります。

リーダー2,3人を決めて安否情報を集約して関係部署(市役所・消防署・警察等)に連絡し、リーダーが動ける人で適材適所に担当を振り分ける形だけにしても良いかもしれません。

● 災害時非常用薬品及び非常食に関して

非常用薬品は医療機関で災害時の支援体制を薬品ひとつひとつに至るまで事細かに決めています。

このことを踏まえて、自治会でも最低限何が必要かを考えることが重要だと思います。

非常食は、一般には3日分の備蓄が進められています。現在、自治会では水やお湯を入れて食べるアルファ米(五目御飯)200食分が備蓄しています。災害時に水やお湯の確保が難しいことも考えられますので、高齢者や前処理がなくすぐ食べられること分け合うことが出来るなどを視野にパンの缶詰を推薦します。使用期限に近付いたら行事等で提供すること出来て無駄にする事も無い利点も重要であります。また、「救缶鳥プロジェクト」という海外援助出来るものもあり検討をお願いします。(添付)ただ、全世帯の3日分の備蓄は倉庫スペースや予算などを考慮すると難しく、各家庭での備蓄もお願いすることになります。

● 防災・清掃用備品など自治会備品の活用に関して

備品は会員の物でもあります。大雪の時での除雪や家の周りでの清掃美化活動、会員でのサークル活動などでの貸出なども検討しても良いと思います。勿論、役員会の承認が必要ですが、班長さんに相談して見て下さい。

● 防災訓練等に関して

去年は防災訓練が出来ませんでしたが、秋の一斉清掃で自治会が所有する防災備品の公開を倉庫の開放をして見て頂くと共に消防署の方に防災に関してのお話をして頂きました。                            

大災害の被害は、自治会テリトリィだけで起こることはありません。近隣自治会や警察署や消防署や福祉組織との連携が重要であります。二小が避難場所になっている自治会等でまとまり合同訓練か出来ないか模索してきました。平成26年度では実現することは出来ませんでしたが、今後の自治会においては出来るよう期待します。

● 公園の美化活動に関して

東豊田公園は、自治会内にある唯一の公園ですが、美化活動は子供の安全や住みよい町づくりの為に自治会での仕事の一部と考えます。年2回の一斉清掃では多くの会員の皆さんが参加協力して下さりありがとうございます。

去年の発足時には役員会終わりと4週目の日曜日と月2回に清掃日を設けて実施していました。忙しい中で役員の参加も少なくお知らせも不十分であることもあり多くが集まって行うことが出来ませんでした。後半は、第四日曜日のみでの実施にしました。会員の皆さんにどのように理解をして頂くかも今後の検討課題であります。

見回りで不法投棄や水飲み場の蛇口に異物で塞がれていたり、不動産屋の広告が貼られていたり、便所の鍵が壊れたり、便器の目詰まりで汚れていたりとしたことがありました。その都度、市役所内「緑と清流課公園係」に連絡して対処しました。

ただ、一番の問題は湧水の量もありますが、池の中で発生する藻の多さです。公園係でも苦慮しており今回は清掃用に熊手2本を貸与して頂きました。ただ根本的な解決にはならないので池に魚を放流するなどの対策も必要です。

公園係の話では、湧水に砂も混ざって流出していて池が浅くなっているとのことです。池の底を掻きだすことも合わせて必要です。一度、公園入口に放置自転車が置かれていましたが役員さんにより警察の方に引き渡しました。

会員の皆さんで後援で気づいたことがあったら班長か公園係に連絡してください。

補足ですが、公園に花壇を設けたらどうかと、地域協働課および公園係に公園のゴミ対策にもなると思い提案しました。自治会で行うのであればと許可を頂きました。環境緑化協会にも相談をしましたが、資金不足などで手伝って頂けませんでした。ただ、花の種や堆肥位は貰えるかもしれませんので話して下さい。会員さんで興味がある方は班長さんにお伝え下さい。役員会でどうなるか解りませんが、予算で計上出来ると思います。

セブンイレブンさんのごみも多いことから、スタッフが時々清掃をしていました。感謝します。

● 掲示板に関して

第2班の所にある掲示板はほとんど活用されていません。また、川沿いの第14班の周りには掲示板はありません。

第14班の範囲に移動してもよいのですが、公園内にあれば一番皆さんが見る事が出来ると地域協働課および公園係に相談しました。なかなかいい返事は貰うことは出来ませんでしたが、移動の考えがあれば役員会で計画書等を作り各部署に提出して下さい。

● 班を1班増やしたことに関して

前年度からの懸案事項でしたので、今年から9班(30世帯)の範囲を(道路を境にして)二つに分けて川沿いの範囲を第14班として増やしました。ただ、逆転の発想で班を統合して減らす方向もありかとも…その際は、回覧の事もありひとつの班で班長と副班長を設けることも必要ですが検討の価値はありそうです。

● 会費の減額に関して

今回、繰越金等を見て400円減額しました。会費集金の際の釣銭なども考えての金額設定でしたが、詳細に渡る検討が必要と思い、敢えて会費の使われ方等をグラフでの表示をして判断材料としました。

● 会費の優遇に関して

特に災害等の防災に対してはすべての住民の自治会に参加が理想です。会費を払えない理由で参加出来ない生活困窮者を如何に自治会に加入して頂くかも考える必要があります。災害は人を選びません。

自治会では、市より補助金が一人当たり240円(去年の金額)出ています。介護家庭や母子家庭や年金生活者や市等から補助を受けている方などの会費優遇策も自治会では考える必要があります。

自治会に入りたくても「会費が払えないから自治会には入りません」とはなかなか言え無い面もあります。

常日頃のコミュニケ―ションで解決出来る話かも知れませんが、自治会でも条件付けを作るなどでの対応を考えることは必要です。大変難しいことですが、会員の方の意見もよろしくお願いします。

● 学生の自治会参加に関して

個人的会長の意見になりますが、他の自治会では、学生と協力して地域問題に取り組んでいる所もあります。

遊んでいる学生ばかりではありません。子ども支援・高齢者支援などあらゆる所で活躍している学生もいます。

自治会の地域内に中央大学の学生寮があり第14班で中央大学寮の管理人が会員になっています。勿論、地域には最大4年間しかいないから…等の意見もあるかと思いますが、自治会の活性化の為にも若い力は絶大なものを感じています。

始めは有志でもよいのですが、仕送りを受けている学生の会費優遇などをして参加をお願いすることも提案します。

話は変わりますが、お祭りの神輿会では、地元の担ぎ手が集まらなくて他に頼んでいます。今は地域のどなたでも参加できるのですが、なかなか参加して貰えない様です。地域内の学生の協力をお願いすることも学生にとっても地域にとってもよいと思います。


平成26年度 会計報告の説明および補足

2015年04月11日 | 投稿記事

役員会で会計報告しました。監査は副会長が当たりました。ただ、本当の監査人は会費を支払っている会員の皆さんであります。今回、自治会に関心を持って頂く為に、各項目に対し会員の一人一人がいくら負担しているかグラフと共に添付しました。参考にしてご意見があれば、どんなことでもアンケート用紙にお書き下さい。新役員で検討して頂きます。

なお、会費の中から祭礼時子供山車巡行の終わりに反省会を兼ねて昼食を「おそば玉川」でとりました。早朝からの準備と昼過ぎまでの片づけと役員さんの労をねぎらう為のものです。また、最後の役員会終わりで、一年間の自治会に寄与した役員の為に打上を「ならの木」で行いました。いずれも、すべて会長が申し出て許可し会議費で計上しています。(ご意見があれば旧会長までお願いします)

祭礼・山車の会費負担額は、補助金・ご祝儀分を差し引いた額は計算していませんので目安として見て下さい。

防災経費が例年より少なくなっていますが、今年は非常水や非常食の購入および防災訓練の実施が行われなった為です。また、会費の未使用分ですが本年度の繰越金になりますが、災害等の臨時予算の側面もあります。

子ども会の支出が多く見られますが、他の自治会でも同額程度の補助はしていますし、これからの未来を担う子どもの為ですのでご理解下さい。次回の子ども会の活動報告を見てご判断をお願いします。

前自治会として一番の反省点は全世帯が参加できる親睦を兼ねた催しを実行出来なかったことと、防災訓練等の防災に関する行事を充分に出来なかったことです。

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