東大阪餃子老人ホーム

師走も半ばに入りいよいよ年の瀬が迫ってきました。寒さも増し高齢者はより体調も崩しやすくなりますね。
そんな時には、そう！餃子です。餃子というと、「にんにくがちょっと。」や「油っこい。」などとお好きで
ない方も時折聞かれますね。そんな人たちは、「餃子は完全食」という言葉をご存知でしょうか？
餃子は皮の部分が炭水化物、餃子のあんには、たんぱく質である豚肉、ビタミン・ミネラルの供給源である野菜が
豊富に含まれているのである。そのため、餃子を一皿食べるだけで食事バランスが取れると言う点が「餃子は完全食」
と言われる所以です。そんなこんなで今回はご利用者の方々でおやつに「餃子作り」を行いました。餃子はおやつ？
そんな声は無視無視(笑)食べる皆さんがおやつと思えば何でもおやつでいいじゃない。
最初は、「餃子なんか作るの30年ぶり。」や「えらい久しぶりで自信ないわ。」とご利用者の方々も不安そうに
餡を捏ねる作業からスタートしましたが徐々に本領発揮。皮を包む作業になると表情にもゆとりが出て若き日の
皆さんにタイムスリップしたかのように自信にあふれた表情が印象的でした。焼きの工程に入るとお皿に盛り付け
ようとした職員に、「もう少し焼き色をつけた方がいいわ。」とアドバイスをされるようになっていましたよ(笑)
焼き上がった餃子の味は、もちろんGOOD！餃子の〇将なんて目じゃないぜぇって感じの美味しさでした。筆者の
私自身次々に焼きあがる餃子を、「毒見丸」と称し何個頂いたことか。召し上がったご利用者からは、「うまい。」
「おいしい。」「お代わり。」との嬉しいお言葉をいくつもいくつも頂戴しました。作った人も、食べた人も笑顔で
幸せにする料理、「餃子はやっぱり「完全食」でした。。