映画一本

「コドモのコドモ」観に行ってきました。
以下ねたばれなんで
見たくない方は見ないでね～
↓































評判の良さに惹かれて観に行ったんだけど
観るまではやっぱこの映画への詳しい予備知識なくて
「小５の女の子が妊娠…つことは
生々しい感じが出るシーンがあったら少しヘコむかも…；」と
観る直前になってビクビクしたけど
これはいい友情愛情物語でしたo(^-^)o

コドモ達の最後に残る純粋さが
主人公のハルナちゃんの赤ちゃんの命を誕生させたんだなあ、と
その力に守られなかったら最後のシーンに笑うこの赤ちゃんの命は
消えてたのかもしれないなあとか
でもたまたま安産だったからよかったものの
安産じゃなかったらどうなってたんだろう；と
ぞっとしたり
けどいくら安産でも小5のコドモ達だけで出産なんて
大人の付き添いでも常に危険と隣り合わせなのに
この子達はそれだけ必死になって妊娠出産の知識を調べて
必死に友達と友達の赤ちゃんを守ろうとしたんだなあ、と
何だかよく分からんけど胸がジンときました。

それにしても、「くっつけっこ」って…；(-o-;)
しかも彼氏でもなく友達の男の子だし；
ちょっとびっくりでした；
自分の小5の時が幼稚でかつ性的なものに
もうちょっと引いた姿勢だったためか
まず友達の男の子に目の前で丸見え立ちションされると引くし
あ～；こういうの私は全く理解できない心情だけど
こういうことする子もいるんだな；と、
少し物語からたまに引いて感情移入しにくいとこは確かにありました。
でもそこに共感するしないの個人の見解はまあ置いといて
この映画の大事なとこはその先なんだよね。
だからこの映画をみて引っ掛かりどころから抜けれなくて
「う～ん；」となる人の気持ちも分かるし
やっぱ見て良かったな～という意見も持っちゃうし
難しいテーマを真っ正面から扱ってこの映画を作られた方々は
モノ作りをしてるはしくれとしては本当すごいなあと思います。
見た人に色んな考えや意見を引き出させる力のある映画っていいなあ。
挑戦するって素敵よね、と何となく思いました。

あと子供達の演技もナチュラルでややたどたどしいとこがリアルで
先生役の麻生久美子さんもいい感じでうざくて
でも一人教師としてまだ未熟な人間としての焦りとか葛藤とか
色んな側面を表現できる素敵な女優さんだなと思いました。

関係ないけど
やっぱり私は女の子の友情モノに弱いわあ(´▽｀;)と再確認。
何か女の子たちのちまちました仲違いや
ベタベタした仲の良さにいちいちニコニコ楽しんで見てました(*´▽｀*)

女の子って可愛い生き物だよね～ホント。えへへ！


オチそこかい！という感じですがこの辺でm(_ _)m