ヒグランド

白泉社で漫画を描いている
漫画家 樋口橘の公式ブログです。
只今マンガParkにて「シャンピニオンの魔女」連載中

映画3本~!

2009年04月23日 | 映画
「鴨川ホルモー」と「クローズZEROⅡ」と
「スラムドック・ミリオネア」を観ました~。

以下ネタバレ感想なので、
見たくない方はみないでね~。




















「鴨川ホルモー」おもしろかったですよ。
やっぱ舞台が京都だし見とかんとな~と。
この後観たクローズの山田さんと
この映画の山田さんのギャップのすごいこと;

予告見たときは鬼のビジュアルにウ~;って
感じだったんですが
映画見てたらだんだん可愛くなってくる不思議。





「クローズZEROⅡ」よかった~!!
かっこよすぎるの一言です(´▽`)
山田さんの男っぷりが上がってたのが嬉しかったなあ~
とび蹴りかっこよすぎるわ!
金子さんの役も素敵だったし
ドイツもコイツもかっこよすぎるわー!(`■´)
コンニャロメー!(謎の逆切れ)
ケンカばっかだなーしかし!!!





「スラムドック・ミリオネア」すっごくよかったです。
今年はこんなに納得できる作品が
アカデミー賞とって嬉しいなあと思いました。
スキだわ~この映画。
インドのスラムのキッツイ環境が舞台で
結構眼を背けたくなるとこ多いのに
人間の生きる力っていいなあと思わせられて
わくわくするの。
なんか映画から感じるインドなのか人間なのかの
とにかくエネルギーをすごく感じて
ダニー・ボイル監督の演出からもだけど
生き抜いていくスピード感がすごくて
インドっていう国の急激な成長とだぶって
圧倒されちゃった。

また運命の恋っちゅう
少女漫画好きには何より入っていきやすい
たまらない窓口があるのだ。
いいなあ~。
兄弟の人生の対比もなんか切なくてたまんない。

子役さん達がすごくよかったなあ~。
実際のスラムに住んでる子達らしいけど
何か目力があるの。
きらきらして。

この映画、むか~し観たインドの暗い社会派映画と
扱ってる題材(環境?)同じでも
まったく死生観が違う気がする。
前見た映画は何かカースト制とかをバリバリ感じて
むなしくなる感じだったんだけど
この映画はどんなとこに生まれても
身一つで希望がある、みたいな明るさがあると思う。

またラストがインド映画らしく踊っちゃうあたりが
おもしろいというがズッコケるというか(^-^;)
インドだな~(笑)










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