雲上より、長い長い下界への道へ。
大朝日岳に挑戦@1日目(2016.9.3)
「その1 古寺鉱泉登山口から」「その2 山頂と御来迎」
大朝日岳に挑戦@2日目(2016.9.4)
「その1 御来光」「その2 早朝絶景!?」の続きです。
今回のルート。
熊越を過ぎ、小朝日岳とその迂回路との分岐に到着。
ここは、小朝日岳には登らずに迂回路へ。
往路では銀玉水より上は雲隠れ。
そのときこの景色が見えていたら・・・
近いと感じたか?遠いと感じたか?
じわりじわりと標高を上げていく迂回路。
往路では全くいなかったブヨ?など煩い羽虫も出てきて、辛い。
が、まだまだきれいなウメバチソウ(梅鉢草)が沢山咲いていたり♪
あ、ここからも日本海♪
迂回路分岐 7:21~7:30
これからいったん下って登らにゃならん古寺山。
いつかは登るガス山ではなくなった月山と、その左奥の鳥海山。
見下せば波打ち際!?
そして朝日嶽神社がある鳥原山。
ミヤマトリカブト(深山鳥兜)
イワオトギリ(岩弟切)
古寺山(標高1501.1m)に到着 7:55
この後、登山道は樹林帯の中へ。
展望がなくなるので、ここで思う存分眺めておきましょう!
小朝日岳(標高1647m)の山頂は先程の迂回路分岐より標高差100mもなく。
大朝日岳(標高1870.7m)・霊山朝日嶽神社奥宮ピーク(標高1769m)
中岳(標高1812m)
また登りたいけれど・・・
この展望を得るだけでも古寺鉱泉駐車場より単純標高差約840mを登らなきゃならんのです。
古寺山を出発 8:15
少しずつ少しずつ雲頂が近付き・・・
蔵王山も隠れてしまったな。
雲上の世界の見納め。
樹林帯に続く急坂を下って・・・
三沢清水でタオルを濡らし 8:40~8:45
すぐに雲の中に突入するもガスはそんなに濃くはない・・・晴れる?
オオカメノキ(大亀の木)の実。
洗堀された登山道脇に・・・これはキノコ?
ハナヌキ峰分岐 9:16
涼しいブナ林。
いや、蒸し暑いブナ林。
冷えた湧水が美味しい一服清水で休憩するも 9:26~9:50
その効果がすぐに薄れ、身体が熱をもって・・・
ダウン寸前?
ブナはヒメコマツに支えられて何とか生きているかのよう。
合体の樹 10:42
まだだっけ?
やたら長く感じる下山道に辟易。
古寺鉱泉朝陽館の赤い屋根が見えた時はもうそれはそれは♪
古寺鉱泉登山口 11:20
大朝日岳山頂避難小屋で買わなかったの?
古寺鉱泉朝陽館で朝日連峰の山バッジ(600円)を購入。
水に浸かって体を冷やしたい気分を押さえて、古寺川に架かる木橋を渡り・・・
もう少し!
古寺鉱泉駐車場 11:25
即、冷房が効いたバスに逃げ込み・・・落ち着いた♪
今回の温泉は大井沢温泉湯ったり館。
(日帰り入浴料・大人300円)
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で肌スベスベ♪
お昼は地ビールソフトクリームが気になる道の駅にしかわで。
ちなみに私は月見そばを食べました。
西川ICより山形道。
笹谷トンネルの向こうの宮城県は雨だった。
村田Jctより東北道を南下。
福島県に入ると雨がやみましたが、福島盆地や阿武隈山地のあちこちに発達した雲があって・・・
ご苦労様でした。
とある駐車場に到着し、バスを降りると雨がポツポツと落ち始め・・・
今回の山行の〆は地面を激しく叩く強雨!
これでおしまいです。
久しく土日の空を眺められませんでしたが土曜日はあれ?ですが日曜日は晴れそうですね♪
が、荷の重さであまり楽しむ余裕はなく(^^ゞ
いよいよ秋らしい気温になってきましたね。
もしかすると・・・日曜日の朝、吾妻山を眺めれば初冠雪!なんてことがあるかもしれません。