ドライな姥。
12月14日。
薄っすら雪化粧した福島市民家園へ。
細かい砂利が敷かれた園路には波のような模様。
その園路脇で一際目立っていたのがウバユリ(姥百合)の割れた実。
上から覗いてみると、種が風に飛ばされずにまだ残っていました。
アヤメ?カキツバタ?
明治6~7年建築の養蚕農家住居。
旧小野家住宅の茅葺き屋根は葺き替え中。
園内にウバユリの塔が乱立。
いくつか覗いて種の有無を確認してみましたが、すでに目的は果たしたようで中身カラッポばっかし。
一番最初に撮ったのだけが種ありで・・・運が良かった?
何度見ても興味深い。
(2013年7月28日撮影)
これがああなるんですから。
池でカモ泳ぐ。
茶色いシートで茅葺き屋根が覆われていた旧菅野家住宅はあえて木で隠す。
こちらもこれから葺き替え作業をするんでしょうか?
囲炉裏の周りだけは暖かい (^_^)
ちょうど各民家の囲炉裏に係の方が火を起こして回っているところでした。
玄関先には赤唐辛子の厄除け。
魔除けの意味合いも?
ちなみに私「十二支付き厄除け唐辛子ストラップ」を持っています。
撮り直そう (^^ゞ
2軒とも上層農民住居。
旧渡辺家(庄屋)と旧奈良輪家(村役層)の家は大きいけれど・・・
田圃と、その水路の傍には神様が。
次に向かったのは旧馬場家住宅。
あ・・・何かぶら下がってる!
続きます。
強い風が吹かないかぎり種を飛ばさない!とすると、出来るだけ種を遠くに飛ばして自身と競合しないように?
殻と殻の間の糸の様なもの・・・実が割れたばかりの時はネバネバしているのかどうかも気になるところ。
種が旅立つところも含めていろいろな状態を見たいんですが、なかなか難しそうです。
背景の種明かしをします。
朝焼けの写真をパソコンの画面に表示して、ノートパソコンのフック?にストラップを掛けてパチリ。
仕上げに色抽出・・・という事でした。
トランペットスピーカーのように水平に咲いていたかと思えば、ぼんぼりのように実になって、内側からパックリ割れるシステム。チングルマに負けず劣らずの変容ですね。
調べてみたら高砂ユリなども縦方向に実が伸びますが側面から割れて種をドバっとリリースするようで、この違いはなんなのか考えてしまいました。
ウバユリのように種を抱え込んでいるとある程度強い風がこないと種を放出しないのかなぁと妄想してみていますが。。いっぺん風に飛ばされてキラキラと舞って飛んでいく姿をみてみたいです。
P.S.
ストラップの背景がすごく不思議です。。なんだろう。。