熊越より小朝日岳。
9月3日。
今回は1泊2日のクラブ山行。
山形県の大朝日岳へ。
福島市のとある場所に集合し、バスに乗って出発。
福島西IC~(東北自動車道)~村田Jct~(山形自動車道)~月山IC。
主要地方道県道27号大江西川線~真室川小国大規模林道~古寺林道。
この区間、道幅が狭いのは古寺林道だけですね。
予定より約1時間も早く古寺鉱泉駐車場に到着し・・・
14kgぐらいかな?
この重量を背負ってどこかの山を試し登りしてみたかったものの、休日の天気が悪くて断念。
初めてのお泊り装備でいつもの2倍の重さになったザックを背負い、先行きが不安になる (-_-;)
まあ、こんな感じですから。
駐車場(標高約655m)を出発 7:57
古寺川沿いを進み・・・
分岐で鳥原山へ道を分け、橋を渡れば古寺鉱泉朝陽館。
古寺鉱泉登山口 8:02
体が慣れる前の急登はキツイ。
(急登といっても身近な山の急登に比べれば・・・)
蒸し暑さゆえ、とめどなく流れる汗。
ブナ林の急登を頑張り、尾根に乗れば傾斜も緩むものの・・・
休憩はまだ?と何回思ったことか。
ブナとヒメコマツが絡み合う
合体の樹で小休止 8:32~8:40
美味しい水。
一服清水にて生き返る 9:43~9:50
木々の間に見えるのは古寺山?
ここから古寺山への急登が。
ハナヌキ峰分岐 10:08
筋骨隆々。
水量が乏しく少し温いので、冷え冷えタオルを濡らしただけ。
三沢清水(さんざしみず) 11:00~11:10
ヨツバシオガマ(四葉塩竈)?
キタヨツバシオガマ(北四葉塩竈)?
古寺山の肩まで登れば樹林帯から解放!
展望が開けますが・・・
ちっとも元気にならない。
振り返れば、中央にハナヌキ峰。
そしてその右に登ってきた尾根。
疲れに疲れて・・・
古寺山山頂到着 11:43
よろめきながら三等三角点・点名「小朝日」(標高1501.1m)にタッチ。
食欲があまりないので、あんパン1個で軽めのランチ。
目の前に聳える小朝日岳と山腹につけられた迂回路を眺めながら。
ゆっくり休憩したいところですが・・・
私、最年少ゆえ?
足の速い方と2人で先に出発して避難小屋へ向かい、言うなれば場所取り?
そんな重要な任務を仰せつかっていているんです。
古寺山山頂を出発するも 12:15
足手纏いだわ、こりゃ。
全くついていけません。
トリカブト(鳥兜)ですが、種類は・・・
ミヤマトリカブト(深山鳥兜)?が最盛期。
小朝日岳との鞍部(標高約1465m)まで下って、今度は登って・・・
う~ん、後続はまだ山頂を出発していないみたいだけれど?
小朝日岳の山頂まで標高差約90mを残すのみですが、ここは予定変更ということで・・・
分岐から小朝日岳を巻く迂回路へ 12:40
「足場狭い・通行注意」
じわりじわりとせっかく稼いだ標高を消費していく迂回路からは、朝日連峰の主稜線?
これから辿る尾根と、雲隠れしている大朝日岳も。
こんな景色を眺めながらの長めの休憩は最高♪
分岐で小朝日岳山頂経由ルートに合流 13:12
熊越。
分岐より「足場の悪い急坂」を標高約1470mまで下って・・・
北斜面とは表情が全く違うな~。
荒々しい小朝日岳南斜面を振り返る。
登山道の左側はスッパリと切れ落ちて。
正面に見えるはずの大朝日岳は相変わらず。
まあ、明日があるさ。
小朝日岳の左奥に古寺山。
追いつかれては元も子もない。
1591m標高点(図根点) 13:40~13:52
後続が気になりますが、休まないと動けません。
大朝日岳の山肌。
休憩終わり!
エゾオヤマリンドウ(蝦夷雄山竜胆)が群生♪
これは・・・
大朝日岳のこちら側に雲がかかっているだけで、山頂は晴れているんじゃ?
名前を付けられていてもおかしくない巨大な岩。
銀玉水へはここから左に約10m。
銀玉水への入口に到着 14:07
かなり冷え冷えで美味しい銀玉水をがぶ飲み。
ついでに頭も顔も洗ってスッキリした後は・・・
1人2リットルの水を汲むこと。
この与えられた辛いノルマをこなすためにソフトボトルに2リットルと・・・
そうだ、ペットボトルにも汲んでおこう。
小朝日岳の左奥に鳥原山。
まだ来ない。
銀玉水を出発 14:24
整備された石段。
それにしても2.5Kgの追加はきつ過ぎる。
その石段が終わる頃にガスに突入。
先行き
足場が悪い急登も相まって、登るスピードは半分以下に。
ハクサンフウロ(白山風露)
予想通り?ガスから抜け出せば右手に中岳の姿が。
靈山朝日嶽神社奥宮(標高1769m?)
朝日嶽神社奥宮に到着したものの、まだ避難小屋は見えず 14:55
「大朝日岳に挑戦@1日目(2016.9.3)その2 山頂と御来迎」に続きます。