風呂釜の掃除
2つ穴式は浴槽の中の水を自然に循環させながら温めるために大変湯垢が付きやすいです。
ヘドロ状の湯垢には水道水中のミネラル分のほか、皮脂や垢が含まれ、さらに細菌が繁殖しており大変不衛生です。
熱効率も落ちるため、定期的な掃除が必要になってきます。
風呂釜掃除には専用の洗浄剤が多く市販されていますが、過炭酸ナトリウムを用いると比較的手軽で安全な方法です。
過炭酸ナトリウム 250gを入れて湯沸かしします。
過炭酸ナトリウムを水に溶かすと発砲し、過酸化水素と炭酸ソーダに分解されます。
その際に発生する活性酸素によって漂白・除菌できるのです。
1つ穴式(屋外設置型壁掛け式ガス給湯器)の場合
風呂の残り湯を循環口の上、5センチ程度残し、過炭酸ナトリウムを約250g入れてよくかき混ぜます。
40~43度に設定して追い焚きします。
浴室内の風呂イスや桶などもついでにお湯に漬け込むと汚れが落ちやすくなります。
給湯器(1つ穴式)によるお風呂の湯沸しには給湯(お湯張り)のほか追い焚きがありますが、風呂釜と異なりポンプによる強制循環をかけるために比較的汚れは付着しづらいと言われます。
また全自動(フルオート)で足し湯の行える給湯器の中には、自動的に配管を洗浄する機能が備わっているものもあります。
それでも入浴頻度が高かったり、汚れの多い子どもがいたり、入浴剤の使用頻度が高い場合など循環口付近の配管などに汚れが溜まることがあるので、湯垢のようなものが気になる場合には掃除が必要になるでしょう。
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