さて、今回は、仮に日本の原発をすべてゼロにして太陽光発電にした場合、
太陽光発電で、太陽光パネルが創れるか?という問題です。
答えを言ってしまえば、太陽光発電では、太陽光パネルはできません。
なぜ、できないか。少々専門的な話になりますが、
太陽光パネルは、半導体素子でできています。
それも、ことなる性質の半導体を利用して太陽光パネルを創っているんです。
どう、創るかといえば、電気炉の中で、異なる半導体物質同士を精製して、
太陽光パネルの元になる半導体素子を創るわけですが、
この電気炉というものが、大量の電力が必要となり、
しかも、長時間安定持続可能で、温度管理もすこぶる大変です。
すくなくとも最低3日分の72時間以上は、安定持続可能でなければ、
良質の半導体素子は、創れません。
今まで、何回も言ってきているように、
太陽光や風力は、自然任せで、常に電力は変動します。
それどころか、太陽光では、夜になったら、発電出来ないので、
さ業は中止になり、一端創りかけた半導体素子は、ゴミ箱行きです。
したがって、日本中の発電所が、太陽光や風力になったとすれば、
日本の半導体産業や製鉄所などは、全滅です。
製鉄所が全滅ということは、造船業も全滅になり、
まさしく、中世に欧米の侵略を受けて滅びたどこかの国のような姿になり、
日本はアジアの暗黒列島になること間違いないしです。
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